アイコン 貿易戦争 ホワイトハウス内も内部抗争 ムニューシン米財務長官の沈黙

 

 

5月31日、ホワイトハウスの通商顧問であるナバロ米国家通商会議(NTC)委員長は、中国との貿易戦争は「保留」だとした発言は「遺憾だ」として、ムニューシン米財務長官を公然と批判、米中の間には解決しなくてはならない紛争が存在するとの認識を示した。

米国と中国の貿易摩擦が激化する中で、ムニューシン米財務長官(ゴールドマン・サックスOB)が異例の沈黙を守っていると報道されている。

中国製品に対する大規模な関税賦課を決めた大統領への不満を示すため長官は意図的に無言を貫いているとされる。
通商政策を巡る対立は内部で解決する方向で目指しているという。同長官はこれまで、トランプ大統領の経済成果ならささいなものでも公に称賛してきた。

ムニューシン長官は5月、中国製品への関税導入を巡るホワイトハウス内部の勢力争いで保護主義者に敗れ、自らが取り得る最善の選択肢は沈黙することだと心に決めたという。

長官は、より慎重なアプローチで交渉に臨むようトランプ大統領の説得を試みたが、大統領はまず500億ドル(約5兆5000億円)相当の中国製品に対する関税賦課を決め、さらに2000億ドル相当の製品に追加関税の適用を示唆するなど、事態をエスカレートさせている。

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ムニューシン長官の沈黙は、政権内部の意見対立を表面化させずに、金融市場での自分の評判を落とさないようにする苦心の策だと関係者は説明している。

財務長官として、政権の経済政策を説明する役回りを、中国やその他の貿易相手国を激しく攻撃するライトハイザー米通商代表部(USTR)代表やナバロ米国家通商会議(NTC)委員長らに、一時的に主導権を譲った格好。

ムニューシン長官は、発言を避けることで大統領への影響力を維持し、いつか大統領を説得する機会を得たい考えだと関係者は述べた。
関係者によると、「ムニューシン氏は調整能力があり、中間路線を見いだせる人物だと市場ではみられているが、中国との交渉に同氏がどれだけ関わっているのかは不明だ」と指摘した。
  財務省報道官は、中国による重要技術投資を抑制するための報告書を6月29日の公表までに作成する作業を含め、政府の対中政策でムニューシン長官は日々関わっていると説明したが、中国高官との交渉への関与についてはコメントを控えた。
6月はじめの交渉では、ロス商務長官が訪中していた。

ここで問題がこじれれば、ムニューシンの首も飛ぶ可能性があり、沈黙は勝ちなりに徹しているようだ。経済常識・経済良識・経済合理主義でもなく、ただ単にアメリカ№1主義をすべてに貫くボクサー犬の忠犬トラ公しか閣僚やスタッフには求めない・また必要としないトランプから排除されることになる。実際、これまで、意見を異にする閣僚・スタッフはすべて排除してきた。
米朝首脳会談で金正恩のスタッフたちが、金正恩の話しを直立不動で聞いていたと絶賛していたことでも、トランプがスタッフたちに何を求めているか窺い知れよう。

<貿易強硬派>この3本の矢は日本にも放たれる
米通商代表部(USTR)代表のライトハイザー、レーガン時代の日米通商交渉の責任者
国家通商会議(NTC)委員長のナバロ、大学教授、貿易は互恵主義。
商務長官:ウィルバー・ルイス・ロス・ジュニア(80歳)証券会社経営、投資家、銀行家。

日本は、対日貿易強硬派3人に対して、知日派のマイクペンス副大統領にすがるしかない。彼は福音派を代表して座にあり、トランプも絶対ムゲにできない存在。コロコロちゃんのトランプにすがるなどもってのほか。すでにトランプは、「貿易に仲良し(同盟)もくそ(敵)もない」と発言している。

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[ 2018年6月21日 ]

 

 

 

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