アイコン 北朝鮮 新たなICBM開発の兆候ありと米紙

 

 

米ワシントン・ポスト紙は30日、北朝鮮の兵器工場で新たにICBM=大陸間弾道ミサイルを製造する兆候が見られると伝え、米朝首脳会談のあとも北朝鮮が核やミサイルの開発を続けていることを改めて示すものだと報じた。

米情報機関が北朝鮮を撮影した最新の衛星写真を分析したところ、首都ピョンヤン近郊のサヌムドンと呼ばれる場所にある兵器工場で、1発か2発のICBMを製造する動きが新たに確認されたとしている。
この兵器工場では、これまでも、アメリカの東海岸・ホワイトハウスまで到達する能力があるとされるICBM級の「火星15型」が製造された施設。

ワシントン・ポストは、米朝首脳会談のあとも北朝鮮が核やミサイル開発を続けていることを改めて示すものだとしている。
アメリカでは、トランプ大統領が北朝鮮との非核化交渉は順調だと強調しているが、メディアは、さきにピョンヤン近郊のカンソンで核兵器用のウラン濃縮が秘密裏に続けられていると伝えるなど、北朝鮮の非核化に向けた意思に懐疑的な見方を強めている。
以上、

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北の核廃棄は、先進国が共同して核の代償金を捻出し、一気に核撤去に向かわなければ、これまでと同様になってしまう。
しかし、前例を作りたくない欧米でもあり、トランプに至っては1円も支払わないと述べている。
現在、北核廃棄のビッグチャンスであることは間違いないが、駆け引きばかりでは前に進まない。アメリカが核弾道ミサイルで狙われ、アメリカが一番、北の核廃棄を求めており、銭を支払うのは当然のこと。
このままでは前に進まず、元の木阿弥になれば、アメリカ射程の核弾道ミサイルを所有する北朝鮮を先制攻撃して壊滅させるしかない。

中間選挙向けのパフォーマンスで忙しいトランプ、商品価値が望めない案件はツイッター砲で打ち上げることもできず、北はポンペオに任せ、自らは議題に上げないだろう。票にもつながる遺骨返還で茶を濁し続けることだろう。

目先、風向きが変わるのは、中間選挙向けの最大のパフォーマンスとなる、9月第3週から始まる国連総会における金演説と米国における米朝会談、もしくは11月6日の中間選挙後ということになる。
中間選挙後は、2期目の大統領選に向けてのパフォーマンスとなる。ただ、時間もあり、トランプがさらに権力を集中させており、ヒステリーを起こし、いつ何時、北に対して攻撃を仕掛けるかわからない不透明な要素も大きくなる。
北は正式にはミサイル開発しないとは表明していない。交渉中は核・ミサイルの実験は停止するとしている。
北は核廃棄に銭を要求している。

6.12米朝首脳会談、合意文書
第1項、「両国国民の平和と繁栄の希求に基づいた新たな米朝関係構築に向けた取り組み」
第2項、「朝鮮半島に長く続く安定した平和な体制を作り上げるため、力を合わせる」
第3項、「朝鮮半島の完全な非核化に取り組む」
第4項、「朝鮮戦争中の戦争捕虜や戦時行方不明者の遺体を回収することに取り組み、すでに身元が判明しているものについては即時返還する」。

 

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[ 2018年7月31日 ]

 

 

 

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