韓国の世論調査会社リアルメーターが９日発表した調査結果によると、文在寅大統領の支持率は前週比で▲５．２ポイント下落して５８．０％となった。
同社の調査では、昨年５月の就任以来で最低となった。
不支持率は５．４ポイント上昇の３５．８％。調査は６～８日に全国の成人１５０７人を対象に実施された。
リアルメーターは支持率の下落について、文大統領側近の金慶洙慶尚南道知事が与党「共に民主党」の元党員らが、ドルイドキングを使い大統領選で「文在寅大統領　万歳・万歳・万々歳」と叫ばせた世論操作に関与した容疑で、特別検察官の取り調べを受けたことや、猛暑に対応した政府の一時的な住宅用電気料金引き下げ策が国民の期待に及ばなかったことが背景にあったと分析している。