アイコン 大和ハウス子会社フジタが建設現場で労基法違反 ブラック仲間入り

 

 

大阪労働局茨木労働基準監督署は21日、ゼネコン準大手のフジタが物流倉庫の新築工事現場で作業員に違法な長時間労働をさせたなどとして、同社と同社大阪支店などの管理職2人を労働基準法違反の疑いで書類送検したと発表した。
同労働局によると、同社は昨年2月の1ヶ月間、現場監督者4人について、労使協定の上限を超えて違法な時間外労働をさせたほか、時間外労働や深夜労働の割増賃金を支払わなかった疑いがある。

時間外労働は最長で月178時間余、割増賃金不払いは4人で計約100万円だった。同社は労使協定で、時間外労働の上限を月100時間としていた。
以上、

工事現場は、工程が遅れたりすればケツは決まっており、突貫工事するしかなくなる。最近では土・日を休日とするゼネコンも増加しており、土曜がこうした遅れを挽回する日に利用されることもある。

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工場団地などの現場では、住民の制約がなく、日曜日もこうした工程遅れの挽回工事が行われるケースもある。
以前は、日曜日は休むものの、土・祭日も現場は動いていた。そのため、施工ゼネコンの現場監督らは、現場が完成後、休日出勤の休暇をまとめて取ることで休暇を消化させていた。しかし、現場は長丁場、1年から2年以上かかる現場も多く、代替休日を長期間取らせ、辻褄を合わせていた。某スーパーゼネコンの現場所長は、完成後、こうした長期休暇に入り、麻雀三昧の日々を送っていた。
ゼネコンの現場は、今も以前と大して変わらないと見られるが・・・・

フジタもこうした人たちを過去に遡り、クロ猫のように救済すれば企業として見直されようが、親会社が大阪企業であり、そんなことはさせないだろう。
フジタの連結は開示されていない。親会社の大和ハウスの決算資料では、事業別業績について「事業施設事業」として大和リースも合算した数値を報告しており、フジタ個別の連結業績は見えなくしている。

 

フジタの業績推移(単体)
単体/百万円
16/3期
17/3期
18/3期
売上高
310,224
386,591
430,639
営業利益
14,556
23,114
21,800
営業利益率
4.7%
6.0%
5.1%
経常利益
12,423
22,505
21,130
当期利益
14,956
16,201
14,931

 

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[ 2018年8月22日 ]

 

 

 

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