アイコン 米、イエメンでの戦闘早期終結に向け、サウジに空爆停止求める

 

 

サウジ主導のアラブ連合軍が、イエメンを空爆する際に利用しているのは、米軍の偵察機の情報。米軍でも間違ってシリアやイラク、アフガンの学校や医療施設、民間地域を空爆していたこと多数あった。
グローバルホークや無人攻撃機は米ネバダ州の空軍基地内で、送られてくる情報を人が分析し、人が攻撃ボタンを押している。当然、間違った?攻撃も生じる。敵陣空爆ではAI兵隊がよほど正確かもしれない。

米国のポンペオ国務長官は10月30日、イエメン内戦に介入するサウジアラビアに対し、人口密集地域での空爆を停止するよう要請し、イエメンでの戦闘の早急終結を求める声明を発表した。
サウジとの同盟関係の維持に向け、内戦での人道被害の拡大でサウジ政府を非難している米議会に配慮したとみられる。

ポンペオ氏は声明で、「紛争を終え、紛争を妥協に置き換える時だ」と訴えた。イランの支援を受けるシーア派武装勢力「フーシ」と、サウジ主導の連合軍は、暫定政権を支持し、2015年から空爆やミサイル攻撃を主体に戦闘を続けている。

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ポンペオ氏は、和平を主導するグリフィス国連特使のもとで、信頼関係の構築に向けた協議を11月中に第3国で始めるべきだとも訴えた。

米メディアによると、マティス国防長官も30日、ワシントンでの講演でイエメン内戦について「これから30日以内にすべての当事者が和平協議のテーブルにつくことを望む」と強調している。
トルコのサウジ総領事館で、サウジ人の反体制ジャーナリスト暗殺事件を引き起こし、国際批判にさらされているサウジにも譲歩を迫った。

米国は、空爆目的のアラブ連合軍の戦闘機に空中給油している。イエメン攻撃が過激になるほど、武器弾薬を米国から購入することから、和平は損となる。
ただ、サウジは米国から12兆円分の兵器購入を約束しており、サウジを過度に刺激したくないのがトランプ政権の本音。

サウジアラビアは南部でイエメンと直接国境を接しており、さらにフーシ派が支配している地域(旧北イエメン)は、サウジに接している地域。
イエメンは、シーア派のフーシ派、スンニ派の暫定政権、スンニ派のアルカイダ系やIS系もおり、停戦は一筋縄ではいかない。
イエメンは何十年も内戦状態にあり、サウジが介入しても泥沼に漬かるだけ。被害が及ばないように金持ちらしく、ミサイル攻撃と空爆の2本立てで、暫定政権を支援する形で行われている。
なお、サウジ主導のアラブ連合軍には、サウジのムハンマド皇太子が国交断絶した東部で隣接するカタール国も以前から参加している(イエメン-サウジの国境警備に当たっている)。

フーシ派からもサウジ首都リャド向けにミサイル攻撃を受けており、そのほとんどをサウジ軍は迎撃ミサイルで撃墜しているものの、情報開示されないものの到達しているものもある。
そのミサイルがイラン製とされ、サウジがイランを敵対する根拠の一つになっている。イラン製ミサイルは正確性にかけることから、逆に恐怖となっている。

フーシ派は、サウジ軍とともに空爆しているUAEに対して、韓国がUAEに建設中の原発4基の施設に向け、ミサイル攻撃をしかけたが、そのミサイルはどこへ飛んだか行方不明となっている。
韓国は原発施設に軍隊を派遣している。韓国は、軍隊を派遣して、施設を攻撃から防御する条件で原発を受注している。

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[ 2018年10月31日 ]

 

 

 

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