アイコン マティス米国防長官「さらなる演習中止の予定ない」と発言 2017年の軍事演習一覧

 

 

マティス米国防長官は28日、先の米朝首脳会談を受けて中止していた米韓合同軍事演習について、「さらなる演習を中止する予定はない」と述べ、北朝鮮の非核化をめぐる米朝の協議が難航する中、演習を再開する可能性を示唆した。

米国防総省は、6月12日の米朝首脳会談を受け、北朝鮮との外交交渉を後押しするためとして、今月に予定されていた定例の米韓合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」など3つの演習を中止していた。

マティス国防長官は記者会見で、「シンガポールの首脳会談の結果を受けた誠意ある措置として、いくつかの大規模演習を中止した。現時点でさらなる演習を中止する予定はない」と述べた。
そのうえで、演習再開の時期について、「まだ決めていない」としながらも、「(外交を司る)国務省と協議したうえで決定する」と述べ、演習を再開する可能性を示唆した。

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トランプ大統領は今月24日、北朝鮮の非核化に十分な進展が見られないとして、予定されていたポンペオ国務長官の訪朝を、急遽中止するなど、米国内では、北朝鮮が非核化に取り組むのか懐疑的な見方が広がっている。

マティス長官としては、非核化をめぐる米朝の協議が難航する中、演習を再開する可能性を示唆することで、北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられている。
以上、

6.12米朝首脳会談で、核の完全廃棄が努力事項で終わったことが最大の問題。
こうした会談は儀式であり、会談に至るポンペオが北朝鮮側との事前交渉で詰めが甘すぎた結果でもある。また、それ以上現場で詰めなかったトランプにも原因がある。
ポンペオにしても、前回、訪朝して、金委員長が出てこない(=会わない)限り、話は一方通行ということを理解しているはずだが、今月末再び訪朝する予定だった。

米ワシントン・ポスト紙は27日、複数の米政府高官の話として、今週に予定されていたポンペオ米国務長官の訪朝が直前に中止されたのは、北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長からポンペオに「好戦的」=(攻撃的)な書簡が届いたことから、ポンペオはトランプに相談し、トランプが中止を決定したという。
ポンペオは行きたければ、そうした書簡が届いてもトランプに報告せず、訪中するだろう。行く前から成果が見込めないと踏んでいたようだ。

8月は大規模な「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)」と大隊クラスのKMEPが中止。
4月、通常3月に開催される野外機動訓練のトクスリ訓練(FE=Foal Eagle)と指揮所演習のキー・リゾルブ演習(KR)は平昌五輪の影響で4月に順延され実行されたが、規模は縮小されていた。
今年のKR軍事演習では、韓国の宋永武国防部長官が米太平洋艦隊司令官に韓米演習に戦略資産(空母や戦略長距離爆撃機などを指す)は来なくてもかまわないと発言し、実際の演習でもそうしたものになった。

 

<2017年の米韓軍事演習>
2017年の主な米韓軍事演習
1
12月4~8日に実施された大規模米韓合同航空演習「Vigilant Ace」開催
 
12月11日、米日韓によるミサイル警報演習、各国イージス艦を使い短期の2日間、1月、3月、10月にも開催。
 
11月11日~14日、「ロナルド・レーガン」と「セオドア・ルーズベルト」、「ニミッツ」の空母3隻による米韓軍事演習。
 
(空母3隻演習は、韓国が米軍の米日韓軍事演習要請を拒否、2ヶ国だけで実施)3不表明影響
 
(10月末、韓国文政権は中国様に対して3不表明、米国MD不参加、韓日米軍事同盟拒否、THAAD追加配備せず)
 
この間、戦略長距離爆撃機が飛来して合同訓練など多数回実施
 
(9月3日、北朝鮮、6回目の核爆弾実験)
2
8月21日~31日米韓大規模軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)」開催。
 
3月末から4月、米空母カール・ビンソン打撃艦体と韓国軍が合同訓練
3
3月13日~1月超、米韓合同の大軍事演習である野外機動訓練「Foal Eagle(トクスリ)」と指揮所演習「キー・リゾルブ演習(KR)」、今回は米特殊部隊デルタフォースも参加
文政権は今年1月20日、米原潜の釜山入港を拒否、平昌冬季五輪参加表明の北朝鮮を刺激したくないと。米海軍は韓国に鎮海海軍基地を有しているが、釜山港は韓国海軍基地がある。
 
 
<2017年北朝鮮ミサイル実験と核実験の経過>
2017年 北朝鮮ミサイル発射実験 
発射日
ミサイル型
成否
高度
飛距離
備考
1
2月12日
北極星2型
成功
500
550
潜水艦発射、SLBM
2
3月6日
北極星2型
成功
260
1,000
4発同時発射、EEZ内
3
3月22日
 
失敗
 
 
 
4
4月4日
北極星2型
失敗?
189
60
 
5
4月16日
 
失敗
 
 
 
6
4月29日
 
失敗
 
50
 
7
5月14日
火星12型
成功
2,100
780
30分間飛行
8
5月21日
北極星2型
成功
560
500
陸上型
9
5月29日
スカッド改良型
成功
 
400
EEZ内
10
6月8日
地対艦巡航ミサイル
成功
 
200
数発
11
7月4日
火星14型ICBM
成功
2,800
930
29分間飛行、EEZ内
12
7月28日
火星14型ICBM
成功
3,700
1,000
47分間飛行、EEZ内
13
8月26日
スカッドB
失敗?
 
250
3発、2発目失敗
14
8月29日
火星12型
成功
550
2,700
日本上空通過
襟裳岬東の太平洋上1180キロ付近に着弾
 
9月3日
6回目の核実験 120~160キロトン相当で過去最大・水爆 
15
9月15日
火星12型
成功
800
3,700
日本上空通過
 
襟裳岬東の太平洋上約2000キロ付近に着弾、北朝鮮からグアム間3400キロ
16
11月29日
火星15号
成功
4500
960
ロフ軌道、54分間、深夜3時17分発射

 

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[ 2018年8月29日 ]

 

 

 

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