アイコン 2018年 韓国GM国内販売設立来初の10万台われ確実に 撤退しなかった韓国GM

 

 

今年、韓国国内販売が10万台を割り込む見通しは、2002年法人設立から16年間で初めてのこと。
原因は、販売不振から群山工場の閉鎖および撤退をちらつかせたことだろう。GMは政府が救済の融資をしなければ、撤退もありえると失業問題に苦しむ文政権を脅迫し、政府系の産業銀行から融資を受け、韓国GMの経営を継続することを決定している。その融資金の過半は群山工場の退職者に対する退職金に充当された。元々強すぎる労働組合という韓国の自動車産業の労働構造にも問題がある。

11月には、韓国GMの機密部門であるテクニカル・デザインセンターを分社化させ、本体から役員を招き入れ、かんこくGMは再度、撤退も容易にできる体制をとっている。

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GMは北米の5工場と海外の2工場を来年停止し、1.4万人をリストラすると発表し、トランプ大統領が激怒している。しかし、工場停止原因はトランプ大統領自らの政策にある。昨年406万台販売した中国では、貿易戦争から不買にさらされ2割の販売減となっている(米国での昨年の販売台数は300万台)。GM部品は中国で製造した部品も多く、トランプ追加関税(2.5%+追加25%)の影響を受けている。米国から中国GMへ輸出している部品も中国の報復関税(15%+追加25%)に大幅な原価高を招いている。

韓国GMは来期下半期以降、販売次第では撤退が再び現実的なものになるだろう。

 

撤退しなかった韓国GMの世界販売台数推移
世界販売台数
うち韓国での販売
 
販売台数
前年比
販売台数
前年比
国内比率
 
 
 
 
 
 
2010年
1,000,000
 
 
 
 
2012年
800,639
 
145,702
 
18.2%
2013年
780,518
-2.5%
151,040
3.7%
19.4%
2014年
630,532
-19.2%
154,381
2.2%
24.5%
2015年
621,872
-1.4%
158,404
2.6%
25.5%
2016年
597,165
-4.0%
180,275
13.8%
30.2%
2017年
524,547
-12.2%
132,377
-26.6%
25.2%
2018年注
420,447
-12.3%
82,889
-31.3%
19.7%
・注:1~11月までの累計、2017年の国内販売は120,525台。
・輸入車のキャデラック含まず。キャデラックは2017年2008台販売。
韓国GMの販売台数=ほぼ生産台数、FTAを締結している欧米に輸出されている。

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[ 2018年12月 5日 ]

 

 

 

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