アイコン 札幌のアークスと宮城の伊藤チェーンが経営統合

 

 

アークス(札幌)と伊藤チェーン(宮城県)は、16日開催されたそれぞれの取締役会の決議に基づき、来たる9月1日を効力発生日(予定)として、アークスを株式交換完全親会社、伊藤チェーンを株式交換完全子会社とする株式交換による経営統合を行うことについて、両社間で基本合意書を締結したと発表した。

本株式交換は、2019年7月5日付の伊藤チェーンの臨時株主総会(書面決議)により、本株式交換に係る株式交換契約について承認を受けた上で行われる予定。
また、本株式交換は、会社法第796条第2項の規定に基づく簡易株式交換の手続により、本株式交換契約についてアークスの株主総会における承認を受けずに行われる予定としている。

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アークスは2018年12月25日付で(株)バローホールディングス(岐阜県)、(株)リテールパートナーズ(山口県)の3社間で「新日本スーパーマーケット同盟」と銘打つ戦略的な資本業務提携を行うことを目的として資本業務提携契約を締結している。

伊藤チェーンは子会社など含めて9店舗持ち18年3月期の合計売上高は133億19百万円。
興味深いのは、アークスの株主には国分がついており、伊藤チェーンにはカメイが出資していることだろうか。

少子化高齢化・過疎化は、都市部より地方が進んでおり、競争激化により、売上不振・採算性の悪化は避けられず、統合や合併は生き残るために逆らえない。
いくらIT技術が発達してもスーパーはリテール事業、今回の統合はよしとしても、同盟は遠隔地すぎ、中堅大手を吸収合併するくらいの戦略が必要だろう。
 

 
[ 2019年5月17日 ]

 

 

 

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