アイコン 韓国軍の試金石は日米韓合同演習

 

 

韓国の文大統領は、核実験やミサイルをバンバン発射しているさなかの2017年10月末、中国へ国賓訪問したく、忠誠を尽くすため「3不の誓い」を中国に対して表明した。北朝鮮緊迫さなかの11月に行われた異例の米空母3隻による日本海での合同訓練、米軍から要請を受けた日米韓の合同訓練を、即、誓いの効力を発揮させ拒絶、米韓だけで行った(その後日米で引き続き行っていた)。
それから日米韓での軍事演習はまったく行われていない。

今回、米主導で豪を入れることで日米韓豪の海上軍事演習『パシフィック・バンガード』を23日~28日の日程で行っているが、韓国軍は嫌々ながら参加したと韓国紙が報道している。各国は2隻投入も韓国は1隻しか投入しなかった。これは、北朝鮮に気兼ねし、誓い違反にも問われかねなく中国にも気兼ねしていることにある。米国からの強い圧力がなかったら参加を見送っていたものと見られる。

日本の海上自衛隊は護衛艦「ありあけ」(4800トン級)および「あさひ」(5100トン級)、米国は第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」(1万9600トン級)など、オーストラリア海軍はフリゲート艦「メルボルン」(4300トン級)および「パラマッタ」(3800トン級)、韓国海軍は駆逐艦「王建」(4200トン級)を参加させている。

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3不の誓い(国家主権放棄の中国に対する誓い)
1、 米軍のMD(ミサイル防衛システム)に入らない。(米製ミサイル大量導入で実質不可能)
2、日米韓軍事同盟を結ばない(日本との軍事同盟はない)。
3、THAADの追加配備をしない(ソウル都市圏2500万人は守れない)

宋永武前国防長官は、左派の盧武鉉時代に、戦時作戦統制権(戦作権)の早期韓国返還を主張し海軍トップになり、盧政権は戦作権の返還で米国と合意。しかし、その後の保守2政権は返還を先延ばした。2017年5月左派の文在寅政権が誕生し、戦作権の早期実現に向け、返還派で海軍OBの宋氏を異例の国防長官に就任させた。
米軍と戦作権返還の早期実現交渉に入り、その手続きに入っている。しかし、宋氏自身は口の軽さや報告漏れ問題が災いし、文大統領から昨年9月更迭された。

宋前国防長官かつ元海軍参謀総長(大将)は、最近も「北朝鮮の金正恩国務委員長は、自由民主思想に近づいている。今後は、我々が朝鮮戦争のトラウマから抜け出す時を迎えたようだ」と述べるなど、元々北朝鮮愛の軍人であったことが伺える発言となっている。当然、海軍から長官になったことから、文政権下の海軍では絶大なる影響力を有している。

文政権になり、も一人寵愛されたのが、日本の自衛隊幹部学校で学んだこともある軍トップの鄭景斗長官。
鄭氏は空軍参謀総長であったものの、それまで韓国軍の最大勢力である陸軍の定席であった制服組トップの合同参謀議長に2017年8月に抜擢された。昨年9月には失態続きの宋長官に変わり、国防長官に就任した。

当然、この2人の将軍は、文在寅氏が引き上げたもので、文氏には頭が上がらない人物たちである。

鄭景斗長官は、長官なりたての国際観艦式の直前には「旭日旗は海上自衛隊の隊旗であり、国際上認められる」とまともなことを述べていたが、大統領府から一喝されたようで、それ以降、一切、まともな発言はしなくなった。今や大統領府のお飾りとなっているようだ。
その大統領府も軍に関しては、まだ北朝鮮愛の宋永武前長官と相談しているようだ。

その結果が、2018年12月20日の日本の哨戒機に対するミサイル管制レーダー照射事件ではなかろうか。
12月13日・14日には韓国軍は、竹島島嶼防衛演習と称し、竹島周辺海域で、海軍・海兵隊・空軍・海警艇を動員し、日本を仮想敵国にした軍事演習を行い、その熱も覚めやらぬ、またその最前線の鬱陵島を基地とする駆逐艦・広開大魔王が、兵器もろくに搭載していない自衛隊の哨戒機に対してレーダー照射したのだった。
その後、鄭景斗長官率いる韓国軍は、今後、(日本の自衛隊機に対して)3海里(5.5キロ)以内に入ったらミサイル管制レーダーを照射すると居直り、日本に警告している。

日本の自衛隊幹部たちは、いつの時代に韓国軍と親しかったのか、脇が甘すぎ、事の重大さを認識していない。
韓国陸軍は文大統領から干されており、まだしも、海軍と空軍は文在寅大統領の漬物になっており、反日丸出しの様相、キレまくりに注意されたし。

韓国の黄海域に中国漁船が大量出没、韓国警備艇との衝突もあり、韓国は警備艇に銃発砲を許可し、実際銃を放った。
これに対し、中国は、零細で無防備な漁船に対して機関銃250発や700発を発砲するとは、「韓国は気がふれたか」と猛抗議していた。中国漁船の違法ぶりはさておき、「韓国は気がふれたか」のフレーズはそのまま、3海里内ミサイル攻撃用管制レーダー照射と同じ脈絡ではないだろうか。
ただ、こうした中国漁船との諍いは文政権になり発生しておらず、韓国漁民に補助金をばら撒いて沈黙させているものと見られる。
2018年10月19日の南北首脳平壌軍事合意により、平沢基地近くまで北朝鮮の民間船舶が航行できるようになっている。韓国は、北朝鮮の民間船と軍スパイ船の違いをどこで見分けるのだろうか。
 

 
[ 2019年5月27日 ]

 

 

 

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