アイコン 熊本・日奈久断層帯でM7クラスの地震の危険性高まる/産総研

 

 

産業技術総合研究所(産総研)などのチームは29日、2016年4月の熊本地震の震源地に隣接する活断層の「日奈久断層帯」中心部分では、マグニチュード(M)7級の大地震が2千~3千年置きにあったとみられるとの調査結果をまとめた。最後の地震から数千年たっており、危険が高まっているおそれがあるという。

熊本地震で動いたのは、断層帯北東部の「高野―白旗区間」。政府の地震調査委員会は、中心部分「日奈久区間」では大地震が3600~1万1千年置きだったとしており、予想以上に大地震が活発に起きていた可能性が示された。

九州大地震火山観測研究センターが中心となって2016年度から3年間、日奈久断層帯と布田川断層帯の周辺で実施してきた結果、依然としてひずみエネルギーをため込んだ状態にあり、「M6・5~7近くの地震がいつ起きてもおかしくない」と警戒を呼びかけている。
同研究センターは、両断層帯の現状や過去の活動を解明することを目的に、溝(トレンチ)を掘って地層を確認する調査や音波で地下の状態を確かめる調査などを進めてきた熊本地震の震源域のうち、日奈久断層帯の高野-白旗区間では、地震による断層崩壊が一部にとどまることがわかった。

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今回の地震は頻繁に起こる断層崩壊の一つで、熊本地震クラスの地震は明日起きる可能性もある。日奈久、八代海の両区間が連動して動けば、M7・5~8級の大地震となる恐れがあるという。
一方、布田川断層帯の布田川区間では、ひずみを完全に解消したが、活動は従来予測よりも高頻度であることも分かった。
同区間では、これまで大地震の発生は数千年に1度の割合と考えられていたが、今回の調査で1万2800年前から少なくとも5回の大地震を確認。2500年に一度という、より高い頻度で起きていた。

※布田川断層帯
南阿蘇村立野付近から熊本市南部⇒上天草市に至る約66キロ。
布田川区間(南阿蘇村-益城町)、
宇土区間(益城町-熊本市南部-宇土市中心部)、
宇土半島北岸区間(宇土市住吉町-上天草市)
の3区間から構成される。
以上、

中央構造帯
関東・東海⇒近畿⇒四国・瀬戸内⇒豊後南⇒阿蘇⇒日奈久⇒甑断層帯⇒沖縄トラフへ延びる。
支流:阿蘇⇒布田川⇒雲仙へ/支流:豊後・豊予海峡⇒日向灘⇒南海トラフへ
その構造帯や支流一帯で地震が多発している。

熊本地震の余震は同一帯でいまだ続いており、熊本北部でも発生している。こうした多くの余震は、ほかの断層を刺激し続け、前回と異なる断層で大きな地震を誘発するおそれがある。

2016年1月、政府地震調査会が発表していた地震予測では、
布田川断層では30年以内にM6.8以上の地震の発生確率は0.0%~0.9%としていた。
その発表の3ヶ月後の4月14日M6.5の地震が発生、地震学者がそれまで最初に本震が発生すると信じてきっていたものの、16日M7.3の本震が発生し、大被害をもたらした。
地震学者たちは自信を喪失させてしまったが、14日の地震(震度7)で弱った建物が16日の地震(震度7)で崩壊し、人命も含め被害は甚大となった。

これは、東大など机上の顎だけの過信した大地震学者が多すぎ、いろいろな地震が発生しても汗を流し現地へ足を運ばないことに起因している。

東日本大震災以前の津波の痕跡は、今回発生後、田舎の地震学者・地質学者たちが現地や南海トラフ沿岸部へ足を運び、汗だくで、大昔の津波の痕跡を調べ続け、やっと詳細がわかってきている。
大学者ほど政府諮問機関で活躍するものの権威に溺れ、生の地震や津波に対してまったくの無知ということだろうか。時の政府の意向に沿い過去を否定する大学者も数限りなく多い。

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[ 2019年5月29日 ]

 

 

 

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