アイコン トライ元役員らを逮捕 副業の経費をトライに肩代わりさせる 2300万円

 

 

警視庁捜査二課は30日、「家庭教師のトライ」などを展開する「トライグループ」に在籍中、副業の英語教室の人件費を肩代わりさせて現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、同社の元役員鈴木貴博(43/東京都渋谷区神山町)、元社員中村暢孝(37/目黒区鷹番一)の両容疑者を逮捕したと発表した。

 逮捕容疑では、2人が同社の英語を使った体操事業を担当中の2015年5月~16年1月にかけ、鈴木容疑者が実質的に経営する子ども向け英語教室の外国人講師ら男女4人について、トライグループで勤務しているように装い、経理担当者に給与の支払いを求め、4人の口座に計約720万円を振り込ませ、だまし取ったと疑いがもたれている。 2人とも「間違いない」と容疑を認めている。

2013年10月~2016年1月にも、同様の手口で、本件を含め計約2300万円をだまし取り、外国人講師らの給与をトライグループに肩代わりさせていたとみている。

 鈴木、中村両容疑者は2017年1月に退職。その後、トライグループが、勤務実態のない講師らに人件費を支給していたことに気づき、警視庁に相談していた。

以上、報道

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「アルプスの少女ハイジ」の広告でお馴染みになった家庭教師のトライは、株式会社トライグループが運営する家庭教師派遣会社。1987年に平田修(現会長。元女優の二谷友里恵現社長の夫)が創業した。

 
[ 2019年5月30日 ]

 

 

 

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