アイコン ウエルシアとツルハドラッグ 処方箋なしで医薬品販売

 

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ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス(東京)と、ツルハホールディングス(HD、札幌市)は26日、グループの店舗で処方箋を持っていない患者に医薬品を販売していたと明らかにした。

医薬品医療機器法(旧薬事法)に抵触する恐れがある。両社によると、健康被害は確認されていないという。

 ウエルシアHDによると、2017年8月、千葉県佐倉市の店舗で医師から処方箋を交付されていない患者に医薬品を販売していたことが発覚した。県から業務停止処分を受けている。

 ウエルシアHDは、同年10月~2018年2月ごろ、全店舗を調査。2014~2017年に宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、石川、山梨、大阪、兵庫の十一都府県23店舗で処方箋のない患者に医薬品を販売していたことが判明していた。

 

ツルハHDでは、                                                                                                                    

北海道小樽市の「ツルハドラッグ小樽店」で処方箋を持っていない患者に、血糖値を下げる薬などを販売していた。2004年9月~2012年5月ごろだったとみられるという。(時効成立?)

 26日、ホームページ上に、「(同じビルの)医療機関が長期間休診する際に、休診明けに医師から処方箋をもらうことを条件に販売していた」とする文書を公表した。

店の休業日を休診日に合わせて変更した後は、不正な販売の可能性は低いという。他の店舗で同様の販売はなかったとしている。

 

[ 2019年7月26日 ]

 

 

 

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