アイコン テラ セレンクリニック東京の医創会債権1億円取立不能へ 取引協議再開 営業中

 

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JQ上場の「テラ」は23日、保有する債権について取立不能が発生したとリリースした。

取引先の「医療法人社団医創会」(東京都千代田区有楽町二丁目7番1号 有楽町駅前ビルディング11階、理事長:深谷正道/がん免疫療法の「セレンクリニック東京」)との契約において、継続的対価および転貸料の不払が発生したことから、2018年12月12日付で契約違反を理由に取引を停止した。

その後、同法人との間で債権の弁済計画に合意し、破産更生債権などとして計上している3億1300万円のうち、2億1000万円を回収出来る見込みとなったとし、一方で残る1億300万円については取立不能となったとしている。
なお、同法人との取引再開に向け協議を開始することも発表した。

<テラのリリース/延滞債権回収の概要>
当社は、2018年12月12日付「主要取引先との取引停止に関するお知らせ」において公表しましたとおり、医療法人社団医創会とサービス提供契約及び転貸借契約を締結し、当社のがん免疫療法に関する技術・ノウハウの提供等及びクリニック建物の転貸を行っていたものの、長期にわたる継続的対価及び転貸料の不払が発生しており支払の目途も立たないことから、契約違反を理由に取引を停止しておりました。

しかしながら、この度、当社と医創会とは、本債権の弁済計画について合意に至りました。本債権は、2019年8月13日付公表の「2019年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」において、破産更生債権等として313百万円を計上しておりましたが、210百万円を回収できる見込みとなり、本債権の残り103百万円につきましては、取立て不能となりました。これに伴い、今後の取引再開に向け、過去の契約内容の見直しを含めた協議を開始することとなりましたので、お知らせいたします。
以上。

各種癌の免疫療法のアンテナショップ的存在のセレンクリニック東京(医療法人社団医創会)、テラとの債務問題が表面化する中、営業は続けており、テラも債権額の1/3を不良債権処理する中で、営業中のセレンクリニック東京を取引を再開させ支援するようだ。
 

[ 2019年8月27日 ]

 

 

 

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