アイコン 韓国、DRAMで日本制裁しても日本は何も困らない 韓国企業は顧客を失うだけ

 

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大統領府の金鉉宗国家安保室第2次長は12日、「韓国のDRAM市場でのシェアは72.4%で、DRAM供給が2カ月ストップすれば、全世界でスマートフォン2億3千万台を生産するのに支障が出る」とし、「そうした(日本に対する)カードがオプションとしてある」と発言した。
これに対し、大統領府のコ・ミンジョン報道官は13日、「韓国政府がDRAMを輸出制限品目に指定することを検討しているとの報道があったが、それは間違いだ」と述べた。

メモリー半導体であるDRAMは汎用品、一番値崩れを起こす半導体である。

サムスン電子とSKハイニックスによる4~6期のDRAMの世界シェアはそれぞれ45.7%、28.7%。韓国の半導体企業2社で世界市場の74%を占めている。韓国の半導体が揺らげば、世界のIT業界が打撃を受けることは確かだ。
 しかし、日本との関係は異なる。サムスン電子とSKハイニックスの売上高に占める日本の割合は10%にも満たない。韓国貿易協会によると、今年上半期に韓国が日本に輸出したDRAMは金額ベースで829億ウォン(約73億円)。昨年通年でも2242億ウォンに過ぎない。

日本が昨年輸入したDRAMのうち韓国製は21%。60%は台湾製。日本には米マイクロンが買収したエルピーダ・メモリの広島工場があり、最近工場を拡張したばかりで一応日本産となり、主に日本企業に納品している。
それに、日本の電子メーカーや家電メーカーはほとんど海外に工場移転しており、タイ・マレーシア、ベトナムなどに進出している。

日本が韓国から禁輸制裁を受けて困るのはパプリカぐらいだろうか。そうなれば日本で生産することになる。
韓国政府が、鉄鋼を規制強化や禁輸制裁すれば、これまで貿易不均衡もあり優先的に韓国から輸入している鋼材を、JIS基準相当の中国大手のメーカーから輸入すれば済む。ましてや日本メーカーが稼働率を上げれば輸入する必要性もない。

有機ELディスプレイは、今の日本TVメーカーはLG製を使用しており困ろうが、それも、ほとんど海外で生産しており、大きな影響は受けない。国内生産分はLGが昨年完成させた中国生産工場から日本へ輸入すれば何の支障もない。

キムチさえ日本で調達でき、在日の人たちも儲かることだろう。よほど日本人の口にあっている。
やはり、パプリカだけだろうか、韓国の生産者団体が不買より生活だとして猛反対することだろう。

文大統領は13日、閣議で「韓国経済の基礎体力は強固であり、根本的な成長は健全だ」とし、「政府の政策効果で雇用指標が改善し、雇用のセーフティーネットも強化されている」と指摘した。

雇用のセーフティーネットは、就職が決まらない卒業学生に対して就職が決まるまで銭をばら撒くことや、数十万人の失業した高齢者を非生産的な経済波及効果ほぼ0の公共機関で採用させ続けることだろうか。

韓国国会の質疑で、韓国国民年金の理事長が日本の証券市場への投資の1兆ウォンほどを引き上げる可能性について言及したが、日本の証券市場は韓国市場と比較にならないほど大きく影響は皆無に近いが、日本の年金投資機構も韓国市場に7兆ウォンあまり投資しており、韓国年金が引き上げた場合、その報復制裁で年金投資機構が一機に韓国市場から引き上げた場合、すでにマジノ線割れの韓国株式市場は暴落する可能性すらある。

そうしたことを踏まえて、日本に対して経済戦争を宣戦布告した文大統領の発言だろうか、それとも希望的観測なのだろうか。
文在寅氏は、経済をグチャグチャにし、すべては日本のセイだとし、来年4月の総選挙で圧勝し、次の大統領も与党から輩出させ、院政でしこうとしているのだろうか。
経済音痴の文大統領、大統領スタッフも政府も全員経済音痴ばかりのようだ。夢見たいな机上の空論ばかりを論じる左派経済学者を多く起用していることにも起因している。

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[ 2019年8月15日 ]

 

 

 

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