長崎県議会議員・中村和弥県議の詐欺の手口 その24
詐欺罪で長崎地検に告発されている長崎県議会議員・中村和弥(自民党)が事務所と称し、県から月額8万円を騙し取ってた五島町のマンションで政務活動していたと称するのは以下の5回である。
たったの5回である。一日5回ではない、一月に5回でもない、一年間で5回である。
長崎県はたった5回の中村和弥県議の政務活動のために、我々の血税から年間96万円も支出してることになる。中村和弥県議も長崎県議会事務局も世の中と県民を舐めてる。
利用年月日 政務活動と称する活動内容 協議の相手方
①H.30.07.05 港湾漁港改修についての調査協議 長崎県港湾事業者団体役員
②H.30.07.11 子育て支援対策について調査協議 子育て母親の会役員
③H.30.07.29 母子家庭支援対策についての調査協議 長崎県母子寡婦福祉会役員
④H.30.02.07 オフィスビル事業推進についての調査協議 長崎市議会議員
⑤H.30.02.12 商店街活性化対策についての調査協議 諫早市議会議員
①平成30年7月5日が港湾漁港改修についての調査協議について、相手は長崎県港湾事業者団体役員だそうだ。
それって政務活動じゃなかろう、ただの有明商事の砂販売の営業だろう。だったら、小長井町の有明商事(中村 満)の本社の事務所ですれば済む話である。
②平成30年7月11日は子育て支援対策について調査協議だそうだ。
子育て支援は大事なことだが、そんな調査協議なら諫早市の八天町の後援会事務所でも県庁の会議室でもできる話である。
しかも相手は子育て母親の会役員だってんだから、子育ての相談なのか子作りの相談なのか想定が難しい。
政務活動違反の過去の裁判の判決でも裁判長はこう述べている。
このような空間は後援会活動等、本来の政務調査活動と無関係な活動に利用されやすいこと、そもそも自宅以外の空間を恒常的に確保しなければ実施できない政務活動がどのようなものか想定し難いこと、などが考えられる、と。
裁判長が述べてる通り、政務活動なのか性夢活動なのか、これも想定が難しい。
③平成30年7月29日は 母子家庭支援対策についての調査協議である。
相手は長崎県母子寡婦福祉会役員とある。
中村和弥という県議は男性には人気ないようだが、子育て母親とか長崎県母子寡婦とか女性には人気があるようだ。ただ、税金の使途からみた費用対効果としては有り得ないと言わざるを得ない。
④平成30年2月7日はオフィスビル事業推進についての調査協議とある。
相手は長崎市議会議員とだけあるが、女性か男性かも分からんし、何人かも書いていない。
⑤平成30年2月12日は商店街活性化対策についての調査協議とある。これは相手は諫早市議会議員となっているが、これも女性なのか男性なのか、相手が何人かも書いていない。
しかも相手が諫早市の市議なら、わざわざ長崎市内のマンションの密室で会わなくても、それこそ諫早市八天町の後援会事務所の方が便利というもんである。
裁判所は、そもそも自宅以外の空間を恒常的に確保しなければ実施できない政務活動がどのようなものか想定し難いこと、などが考えられる。と判決で述べている。
日刊セイケイ・編集長 中山洋次