アイコン コロナ禍 農的視点からの一考察・その⑧


コロナ禍 農的視点からの一考察・その⑧

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みのり農場 麻生 茂幸     
http://www.minori-karatsu.com/about/

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〇 驚異の発酵微生物の効果

ここで極めて私的な事例で恐縮なのですが、私自身の生体実験ともいえる貴重な体験を伝えなければなりません。

実は私は人並みな愛飲家で、30歳の時に生活の乱れから痔ろうの手術を受けました。
その後はたまに飲酒が続いた時などに、患部が痛むくらいで済んでいたのですが、3年前の67歳の時に患部が腫れ、日常の生活が送れない危機的な状態を迎えたのです。

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長引く症状に医者は福岡の専門病院での手術しかありません。患部が深いので2ヶ月はかかりますとの宣告でした。痔ろうは最もひどい痔であり、大腸ガンにもなりかねませんとの忠告でした。

しかし、当時仕事が立て込んでいて、そんな2ヶ月もの余裕はありません。

不摂生を反省しながらも追い込まれた私は、鶏に与えている乳酸菌と酵母菌それに納豆菌の複合体を試みることにしたのです。

鶏の内臓があれ程きれいになるのだから、いわば大腸菌が暴れまわっている腸内を整えることも出来るのではと賭けるしかなかったのです。

通常の鶏の餌の添加率は0,01%で、餌1 トンに100g の微量です。毎朝の朝食時に小さじ3分の1位の微量を飲むようにしました。

驚く事に膿が噴き出る程の患部の腫れが徐々に引いていき、痛みも消えたのです。それから3年間が経過しましたが、多少の不摂生でも何ら異常はないので す。

 〇 東洋医学と西洋医学

一般に東洋医学は体全体のバランスの崩れが病気の原因で、それが一番弱い所に現れて来て病気と認識されます。

従って治療はバランスの修復が主体となり串部は応急手当となります。一方西洋医学は現れて来た患部の状態に病名を付けて治療します。

私の場合でも一般の病院では、腫れの治療に専念し最後は手術となるしかありません。しかし、万一手術に成功していても根本的な原因が腸内環境の乱れから発生している以上、しばらくするとまた新たな腫れが現れて来たことでしょう。

また私事で恐縮ですが、私の長男は気功整体を志して12年になりました。基本治療は患者の身体の歪みを正し、気の流れを整えるだけなのです。

保険は効かない為に一回の治療費も5 千円になります。それでも病院ではどうしても治らない患者さん達で予約が埋まるのです。

このコロナ危機に於いても同様でしょう。治験薬やワクチンの開発は確かに緊急を要する課題ではあるのですが、感染の真因を精査してこれ以上の拡大を防ぐ事こそ最重要課題なのではないでしょうか。

 〇 自浄作用のある環境と真の健康体を目指して
前述したように、野菜や果樹そして動物も人間も全て同一の生命の原理に貫かれています。全ての生命は留まる事を許されず、成長し熟成するように仕組ま れているようです。

全ての生命に近親交配や連作の障害が発生するのです。それを可能なかぎり克服し成長し熟成した環境社会を創生できる能力も私達人類に与えられたはずなのです。

しかしながら、余りにも膨大な情報や常識という固定観念、またそれも連作障害なのですが、それに振り回されて真理を見失っているようです。

私達農業の現場においては成すべきことは簡単です。
1、塩と木・竹酢を定期的に散布して場の浄化を図ること。特に台所や便所、風呂場など湿気が多い場所は特に徹底散布する。
2、またそれを補完する乳酸菌・酵母菌・納豆菌などの発酵液を定期的に散布して、腐敗や悪臭のない清浄な環境を保持すること。
3、生命に不可欠なミネラルと乳酸菌・酵母菌・納得菌などの発酵食品を摂取すること。

全ての生命は、連作障害が発生します。それは同一種が同一の場にとどまる事により、それまでバランスを保って来たその場の微生物の世界が単純化して多 様性を失い、ウィルスが発生するのです。

従ってその根本的なバランスを回復しない限り、ウイルスは形を変えて発生します。中国でSARS・MERS そして CORONA と次々に形を変えて発生して来ました。

その都度そのウイルスに適応した治療薬やワクチンを時間をかけて開発する事よりもその根源を今こそ根絶する英知が求められています。

その連作障害とも言える不浄な環境を清浄化しない限り、際限のないウイル スが発生してくるのです。

[ 2020年5月20日 ]

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