アイコン 北九州市第2波 安易な医者の診察は感染拡大の引き金に 第3波を回避するには


北九州市によると、28日新たに感染が確認された21人のうち9人は門司メディカルセンターの医療スタッフ。それに北九州総合病院の入院患者ら2人も陽性と判明し、同病院での感染者は計5人になった。いずれの病院でもクラスター(感染者集団)が起きたとみている。
北九州市では4月30日~5月22日間で新たな感染者は0だったが、23日~27日までに22人が感染し、28日も含め23日以降43人が感染した。

北九州市は現在第2波が襲っているが、第3波を回避するには、第2波の感染者の接触者を1週間前にさかのぼり徹底して探し出し、陰性化するまで隔離するしかない。
集団感染者は接触者や施設内の全員感染検査を行い、最初の感染者が最初の感染者でない可能性もあり、集団感染者の発症時期のヒアリングにより確認することも必要、それぞれの経路の接触者を可能な限り洗い出し全員検査する必要があろうか。

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<院内感染の大分の事例>
大分国立病院の集団感染に見られたように、掛かり付けの医者が、発熱の夫婦の感染を疑わず、夫婦は熱が下がらず何回も受診、挙句、妻は肺炎で医師会病院に、ところが医師会病院は手が付けられない状態、すぐさま国立病院に救急搬送、国立病院では間質性肺炎と診断した。
夫も容態が改善せず、掛かりつけ医師から紹介状をもらい医師会病院に、医師会病院が所定機関へ検査依頼したところ、陽性が確認された。
国立病院に入院した妻も検査したところ、陽性と診断された。
妻は丸1日しか国立病院にはいなかったが、国立病院(=大分医療センタへ)では、担当した医療関係者や患者、転院した患者など24人以上の集団感染が発生した。

北九州の女性は5月27日陽性と診断された。
無職の70歳代の女性
4月26日(日)発熱(37℃台)。
5月8日(金)発熱が続くため、D医療機関受診。
5月12日(火)D医療機関再診。
5月15日(金)E医療機関受診。
5月16日(土)D医療機関再診。
5月18日(月)E医療機関再診。
5月22日(金)E医療機関再診。
5月26日(火)F医療機関受診し、検体を採取。
5月27日(水)本市保健環境研究所におけるPCR検査の結果、陽性が判明。
以上、今だ感染を疑わない医師たち、集団感染が発生しないことを祈るばかりだ。

北九州市も町医者なのか、病院なのか、それぐらい情報開示すべきだろう。
すでに世界では35万人以上、日本でも882人以上の死者を出している新コロナ感染症では、本人を特定できる情報はともかく、プライバシーをどこまで許容するのか、情報秘匿は感染拡大にも直結し、社会に投げかけている。

名古屋の初期の集団感染拡大は、出だしは経路を公表し、さすがと思われたが、その後は隠蔽に近い情報開示しかなく、集団感染の周辺住民に感染リスクがあるものの、大まかにしか発表せず、住民がソーシャルディスタンスをはからず、感染拡大を招き、ミニ集団感染をあちこちに飛び火させた。

銀座を飲み歩いた感染者は、一緒に飲んだ人や銀座のクラブに迷惑がかかるからとして、関係者や店舗名を言うのを一切拒否したという。これでは当局が一切公表せずとも、店舗や接触者に連絡もできず、逆に感染させていた場合、特に高齢者ならば早期に治療しなければ、命にもかかわる。こうしたことの拒否は決して許されてはなるまい。

千葉県では集団感染の施設名公表を施設側が許可すれば、お金も支払うと発表するなど、この国は一体全体どうなってんだぁ。
・・・新コロナ感染症は高齢者の致死率が異常に高く、高齢者にとって殺人感染症である。

これ以上の拡大は、
北九州市は政令指定都市、独自に緊急事態宣言を発することもできるはずだ。いくら超高齢になって大臣を続け、今だお坊ちゃまのままの麻生にぼろかすに言われるほど金の玉のない人ではあるまい、市長は。

北九州市では、4月はじめの病院の集団感染では、ケガで入院した患者が結果、感染者だったことから、院内感染が広がった。ただ、別途、感染経路不明の感染者も多数出ていた。経路不明感染者は隣接する苅田町でも発生していた。

感染者は医療関係者以外感染拡大中に3蜜に自ら身を委ねない限り、自己責任では決してない。誰が感染してもおかしくない状況は続いている。

その防疫には、感染者の過去1週間の接触者を可能な限り調べ上げ、全員にPCR検査と抗体検査を実施することで、その後の感染を限りなく少なくすることしかない。

ただ、これまでそうしてこなかったことから、緊急事態宣言により、感染者は大幅に少なくなったものの、無自覚のステルス感染者がいることに変わりはない。
緊急事態宣言が解除された現在、人出も多くなり、ヒト-ヒト感染、接触機会も増加している。国民自らが防疫するしかない。
手洗い・うがい、消毒、マスク、3蜜回避、ソーシャルディスタンス・・・。

院内感染排除は、タカラバイオが6月にも市場投入する超短時間唾液PCR検査キットにより、受付段階で感染の有無を調べてから、院内で診察する手法が取れるようになる。
すでに検体採取型の超短時間PCR感染検査機器を導入している病院もある(東海大東京病院等)。
厚労省と日本医師会の産物である富士山より高い感染検査基準により、ステルス感染者を街中に拡散させ、緊急事態宣言に至ったことについて誰も問題視しない。
宣言解除で再びステルスウイルスが街中に拡散されることになり、病院は自己防疫するしかない。

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参考、
韓国の第2波は、文大統領の「韓国は世界の見本、K-防疫を世界へ広めよう」というGW前の奢り発言からGW後のダンスナイトクラブでの集団感染を発生させた。
文氏は不利になると一切発言しなくなり、美味しい餌にありつくと表舞台に登場して支持率を上昇させることを繰り返している。このような文商法で韓国の政治は司られている歪さがある。

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[ 2020年5月29日 ]

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