アイコン 栗東トレセン 重賞12勝の村山厩舎全焼 管理馬4頭焼死


栗東トレセンで14日午後5時36分ころ火災が発生した。自動火災報知器が作動、消防車など出動し午後7時ころ鎮火した。
しかし、火元近くには、JRAGI3勝を含むJRA重賞12勝を誇る村山厩舎があり、同厩舎は全焼し、ほかの厩舎の一部も焼けた。逃げ遅れた村山厩舎の管理馬4頭が焼死した。
死んだのは
アオイホープ(牡2)、16日の日曜小倉1R出走予定馬
トーアキャンディス(牝2)、
ケイティレジェンド(牡2)、
ミラクルユニバンス(牡7)、16日の日曜小倉8R出走予定馬

なお、菜七子騎手(藤田菜七子)とのコンビで重賞を2勝(通算4勝)しているコパノキッキングは12日の交流GIIIサマーチャンピオン(佐賀)3着のあと、小倉競馬場へ入厩しており難を逃れた。
村山厩舎の南北に隣接する中尾厩舎、高柳大厩舎は、管理馬を避難させて無事だった。

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栗東トレセンは、面積約150万平方メートル、中には調教施設や厩舎施設があり、2000頭以上の競走馬を収容している。
前代未聞の大規模火災となった。

巨額のお金を生み出す競馬界、
以前、地方の厩舎へ行ったが、結構古い木造造り、当然、スプリンクラーなど設置されていない。通路など綺麗で、整理整頓されていたが、敷地には燃えやすい藁などいくらでもあった。

競馬場近くにある当厩舎地の敷地は広く、厩舎関係者全員が消防団を結成して、貯水池(陸上がダメなら地下)+厩舎ごとに消火栓を用意し、消防車1台でも設置していたら、初期の消火活動により、順次、地域の消防車も駆けつけ、こうした大きな火災は生じないはすだ。消防車は敷地内移動であり、中古車がいくらでも市町村により競売にかけられている。

当厩舎地への出入りも守衛室で受付が必要であり、当然ながら人の出入りも制限されている。
タバコなどは火気厳禁になっていたと思うが・・・、記憶に乏しい。

消火設備費用は、中央が地方の分も含め、厩舎含むトレセンの消火設備を充実させるべきではないだろうか。

以前いた製造工場では、消火器のほかに、貯水タンクと消火ホース付きの消防整備の設置が義務付けられ、近くの消防署が数年に一回、チェックしてきていた。当然、消防訓練も行っていた。
1度あることは、必ず2度あり、3度ある。

 

[ 2020年8月16日 ]

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