アイコン 積水ハウス 米バンクーバーの戸建分譲会社ホルト社買収


積水ハウスは、米国子会社のSekisui House US Holdings, LLCが、米国オレゴン州ポートランド地区近郊で戸建住宅分譲事業を展開する Holt Homes(本社:バンクーバー)の事業及び関連する土地資産(Holt Homes Group。=Holt社)を譲り受け、完全子会社にしたと発表した。
積水ハウスグループは米国西部の4州で展開している戸建住宅販売事業エリアを、西北部のオレゴン州・ワシントン州にも拡大する。

Holt社は、成長を続ける住宅市場の一つであるオレゴン州ポートランド地区においてトップクラスのホームビルダー(2021年建築許可件数シェア第2位/695戸販売)。2017年にポートランドに4700区画の戸建て分譲用地を有し、順次分譲している。
Holt社は、宅地開発事業者としても大手の一社であり、保有・開発する優良な宅地を活用して住宅を建設・販売する垂直型の事業運営により、成長市場での確かなシェアを実現し、高い収益性と顧客満足度の獲得を両立していることがHolt社の強み。

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積水ハウスグループは、2020年に創業60年を迎え、次の30年に向けて、"「わが家」を世界一 幸せな場所にする"というビジョンを掲げ、その実現のため、日本で培った住宅建築技術とライフスタイル提案による高付加価値の提供等といった積水ハウステクノロジーの普及を進めている。
米国においては、2017年にWoodside Homes Company, LLC(「Woodside社」)を完全子会社化し、ユタ州・カリフォルニア州・アリゾナ州・ネバダ州で戸建住宅販売事業を展開している。

完全子会社化以降、Woodside社に積水ハウステクノロジーの移植を行い、同社は顧客中心のプレミアムブランドとして大きな成長を遂げている。

当社グループは、2025年度にグローバルで年間10,000戸供給を目標とし、Holt社の完全子会社化により事業展開エリアを西海岸北西部へ拡大する。

また、Holt社に積水ハウステクノロジーを移植し、価格営業から価値営業への転換、施工プロセスの改善などを行い、顧客への高い付加価値の提供と企業価値の向上を実現していくとしている。

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[ 2022年1月21日 ]

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