アイコン 日立S 1兆円で米IT企業GlobalLogic社を買収


日立製作所は31日、米IT(情報技術)企業のグローバルロジック=GlobalLogic Inc.(本社:米カリフォルニア州サンノゼ)を買収すると正式に発表した。買収額は総額で96億ドル(約1兆500億円)、電機業界では過去最大級となる。

日立はITを軸とした成長戦略を掲げ、相乗効果の低いグループ企業の売却を進めている。モノの売り切りに依存してきた製造業では、ソフトやサービスに軸足を移す動きが広がっている。日立製作所は31日、デジタルエンジニアリングサービスのリーディングカンパニーである米国GlobalLogic Inc.(本社:米カリフォルニア州サンノゼ)の買収を決定したと発表した。

買収は、米国子会社 Hitachi Global Digital Holdings Corporation(HGDH社)およびその子会社であるSPCならびにGlobalLogic社の親会社であるGlobalLogic Worldwide Holdings, Inc間の最終契約に基づき、規制当局の承認等を前提として2021年7月末までに完了する予定。

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日立は、本買収を通じて、GlobalLogic社の先進的なデジタルエンジニアリングのケイパビリティ(事業全体のプロセスについての強み)と大手テック企業をはじめとする強固な顧客基盤を獲得し、日立のデジタルインフラ/データマネジメント/デジタルソリューション事業を担う米国子会社であるHitachi Vantara LLC(日立ヴァンタラ社)が、グローバル展開をリードする「Lumada」のデジタルポートフォリオを強化する。

これにより、日立のIT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフの5セクターならびにオートモティブシステム事業(日立Astemo)とのシナジーを創出し、鉄道、エネルギー、ヘルスケアなどの先進的な社会インフラのデジタルトランスフォーメーション(デジタル技術による業務やビジネスの変革)を世界規模で加速する。
そして、日立は顧客協創による社会イノベーション事業を通じて、社会価値・環境価値・経済価値を向上させ、持続可能な社会の実現をめざすとしている。
以上、

買収目的が抽象的な内容に徹している。大丈夫だろうか。うまくいくといいねぇ。

 

[ 2021年3月31日 ]

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