アイコン 野焼きで軍施設大爆発98人死亡 615人負傷


中部アフリカの赤道ギニア共和国の大都市の一つバータで7日、弾薬などが軍施設で爆発し、同国政府は8日、98人が死亡し、615人が負傷したと明らかにした。

国防省は、大型の弾薬が次々爆発し「衝撃波が起きた」と指摘。これにより「近隣の家々が完全に破壊された」と説明。

40年以上にわたり赤道ギニアを支配している大富豪と独裁者テオドロ・オビアン・ンゲマ大統領は声明を出し「大量の武器弾薬の管理責任者たちの怠慢でバータ市が犠牲になった」と軍を非難した。また「農民の野焼きが引火し一連の爆発は起きた」と主張している。

爆発地点から2~4キロ圏内の住民は誰も帰宅できない状態だという。

以上、報道参照

野焼きが軍施設の宿舎や爆薬庫などに引火するのだろうか、アフリカのことだからわからない。実際のところ、独裁に対する不満分子も多くいるはずだ。

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赤道ギニア政府は、

その腐敗ぶりで知られており、2019年度の腐敗認識指数は180ヶ国中173位となるなど深刻な腐敗が広がっている。

初代マシアス大統領、および現ンゲマ大統領はいずれも国土東端にあるモンゴモの出身であり、大統領の係累は「モンゴモの一族 (clan de Mongomo) 」と呼ばれ、絶大な権力を握っている。

石油の富は大統領とその一族に集中しており、ンゲマ大統領はアフリカ有数の富豪として知られている。2016年には大統領の息子であるテオドロ・ンゲマ・オビアン・マングが副大統領に就任したが、彼もまた腐敗で知られており、2019年にはスイス検察からの公金横領・汚職事件の捜査打ち切りと引き換えに所持するスーパーカー25台が差し押さえられ競売にかけられた。報道も政府の統制を受けており、2011年に起きたアラブの春においても赤道ギニア国内では報道管制が行われ、一切報道されることはなかった。

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[ 2021年3月 9日 ]

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