アイコン 2月の首都圏の分譲マンション販売戸数50.7%増 契約も好調/不動産経済研究所


不動産経済研究所が発表した2月の首都圏の分譲マンションの販売戸数は50.7%増、月間契約率も76%と急回復してきている。

1、2月の新規発売戸数は前年同月比50.7%増の2,243戸だった。対前月比で69.3%と急増している。昨年同月は中国武漢や欧米で新コロナの恐怖が伝えられていた時期でもある。

2、2月の地域別発売戸数は、
東京都区部 1,050 戸(全体比 46.8%、前年同月比61.0%増)、
都下 123 戸(同 5.5%、47.2%減)、
神奈川県 777 戸(同 34.6%、131.9%増)、
埼玉県 97 戸(同 4.3%、44.3%減)、
千葉 196 戸(同 8.7%、108.5%増)
となっている。東京都のシェアは52.3%。

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3、新規発売戸数に対する契約戸数は 1,705戸で、月間契約率は 76.0%。前月の 68.1%に比べて 7.9 ポイントアップ、前年同月の59.3%に比べて 16.7 ポイントアップと大幅増となっている。

4、2月の地域別契約率は、
都区部80.9%、
都下 61.8%、
神奈川県 76.2%、
埼玉県 77.3%、
千葉県 57.7%。

5、2月の1戸当り平均価格、1 ㎡当り単価は、6,380万円、94.8 万円。 2021 年1月は5,824 万円、87.1 万円であったので、前月比総額では556 万円(9.5%)のアップ、㎡単価は7.7万円(8.8%)アップしている。 2020 年2月は6,536 万円、97.4 万円であったので、前年同月比総額では156 万円(2.4%)のダウン、㎡単価は 2.6 万円(2.7%)ダウンしている。
超高額マンションや超高層マンションがあるかないかで左右される。

6、2月の地域別平均価格、1 ㎡当り分譲単価は以下のとおり。
東京都区部7,431 万円、117.8 万円(8.1%ダウン、5.4%ダウン)、
都下 5,715 万円、82.7 万円(8.9%アップ、6.7%アップ)、
神奈川県 5,710 万円、79.8 万円 (1.1%アップ、5.1%ダウン)、
埼玉県 4,937 万円、71.8 万円(6.9%ダウン、5.0%ダウン)、
千葉県 4,538 万円、63.7 万円(2.3%アップ、7.6%アップ)。

7、2月末現在の翌月繰越販売在庫数は7,891戸で、2021 年 1 月末現在の 8,492 戸に比べて 601戸の減少。2020 年2月末残戸数は8,166 戸だった。

9、3月の発売戸数は2,500戸の見込み(2020 年3月2,142戸、’2019年3月33,337戸だった。
以上、

[ 2021年3月18日 ]

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