アイコン 韓国の値上がり商品一覧表


韓国の4月の消費者物価上昇率は2%台を記録、3年8ヶ月ぶりの大幅な上昇となった。寒波による農産物の不作、1000万羽あまり殺処分した鳥インフルエンザの影響により農畜産物価格が4ヶ月連続で上昇している。
石油類価格も昨年の新コロナ暴落の反動から今年は暴騰し新コロナ以前に戻っている。食卓に直結する農畜産物の価格は今年に入り13.1%も上昇している。
韓国統計庁が発表した4月の消費者物価指数は107.39(2015年:100)で、1年前より2.3%も上昇、3年半ぶりの高い上昇率となっている。

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長ネギの値段は270%上昇
リンゴは515%、
卵は37%
唐辛子粉は35%
豚肉は11%
軽油価格は15%
ガソリン価格は14%、
家賃も1.2%
上昇している。
おまけに水道料金も8.3%値上げ(ソウル市)となっている。
原油価格の上昇は今後電気代の上昇をもたらすと予想されている。

新コロナパンデミック、対するワクチンによる収束過程では、世界景気が順次、国にとっては一気に回復し消費拡大、インフレが生じると懸念されている。
以上、朝鮮日報等韓国紙参照

韓国の農産物の価格上昇は不作によるもので一過性のもの。
ただ、これまで景気悪で抑えられてきた最低賃金の急上昇による物価上昇圧力、原油価格上昇=化成品や物流、燃料価格の上昇などによる物価上昇、消費拡大局面ではそうした最低賃金増も販売価格に上乗せられ、さらに消費者や企業の物価上昇圧力も高まってくるものと見られる。

日本でも、資源、半導体、木材、穀物価格の世界市場の相場上昇により、また、物流経費の大幅高により、穀物・飼料価格⇒養殖魚、養鶏・畜産、小麦粉、大豆製品の上昇も今後避けられず、商品価格に転嫁されてくるものと見られる。すでに食用油は値上がりが告げられている。


 

[ 2021年5月 5日 ]

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