アイコン 商船三井 韓国の大宇造船にLNG船3隻発注 450億円 砕氷型

日本の造船業を衰退させ続ける商船三井。年金機構や日銀は同社の購入株を即時売却すべきではないのか。

商船三井は、氷を割りながら進める液化天然ガス(LNG)輸送船を倍増する。
2023年をメドに合計450億円程度を投資し、3隻建造する。
ロシア北極圏の生産基地「アークティック2」から、アジアや欧州の2つの積み替え基地までの輸送を担う。2054年3月期までの30年間で800億円の経常利益を見込んでいる。

砕氷型LNG輸送船は3隻とも韓国の大宇造船海洋で建造する。
通常のLNG輸送船より建造費用が1.5倍ほど高いため、現在協議中のパートナー企業と50%ずつ出資し合う予定。1隻当たり約8万トンのLNGを一度に輸送できるという。アークティック2は3系列あり、合計で年間1980万トンのLNG生産能力を持つ。
ロシアのエネルギー大手ノバテクが60%出資するほか、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と三井物産の共同出資会社も10%出資している。
貨物の8割は中国などのアジア向けに出荷される予定。

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商船三井は18年以降、氷を割って進む輸送船をアークティック2の対岸にあるロシアのヤマル基地向けに3隻建造済み。
これまで日本や中国、欧州に約100回輸送した実績がある。ヤマルからアジアまでは、欧州からの西回りだと約35日かかるが、氷を割れるLNG船なら航行できるベーリング海峡経由の東回りは15~20日まで短くなり、消費燃料も約3割減らせる。
以上、

商船三井はこれまでも韓国勢のサムスン重工や大宇に巨大コンテナ船を多く発注してきた。

同社は、米中貿易戦争でコンテナ需要が減少するとコンテナ船を持て余し郵船や川崎汽船と組み「オーシャン ネットワーク エクスプレス ホールディングス」を設立してコンテナ船事業を引き継がせている。
大宇造船海洋は現代重工に吸収統合されることになっているが、日本政府は寡占化などで反対している。そうした大宇にまた発注する商船三井である。

日本の造船会社が沈没するのも当然だろう。最低でも川崎重工の中国子会社やブラジル子会社に発注すべきではないだろうか。
今回の決定に対して、年金機構や日銀は同社株から撤退すべきではないだろうか。
経団連の会長が出身母体の関連企業を経産省ファンドに売り付け、経産省がためらいなく引き受ける時世、日本のモラルはすでに崩壊している。土光さんが嘆き続けていることだろう。

[ 2020年11月 2日 ]

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