アイコン 3月の首都圏の分譲マンション動向 44%の急増/不動産経済研究所


不動産経済研究所が19日発表した首都圏の分譲マンション発売状況によると、

1. 3月の新規発売戸数は3,103戸。対前年同月の2,142戸から44.9%増、前月の2,243戸からも38.3%増となった。

2、3月の地域別発売戸数は、
東京都区部は1,215戸、全体比39.2%、前年同月比13.1%増、
都下は160戸、同5.2%、9.6%増、
神奈川県は939戸、同30.3%、45.4%増、
埼玉県は282戸、同9.1%、187.8%増、
千葉県は507戸、同 16.3%、184.8%増。
東京都のシェアは44.3%。

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3、新規発売戸数に対する契約戸数は2.285戸で、月間契約率は73.6%。前月の76.0%に比べて▲2.4ポイントダウン、前年同月の70.0%に比べて3.6ポイントアップとなっている。 70%が好不調の境。

4、3月の地域別契約率は、
都区部が72.0%、
都下は70.0%、
神奈川県は67.2%、
埼玉県は69.5%、
千葉県は92.9%。

5、3月の1戸当り平均価格は6330万円、1㎡当り単価は93.5万円。2021年2月は6,380万円、94.8万円であったので、前月比総額では50万円、▲0.8%ダウン、㎡単価では▲1.3万円、率にして▲1.4%ダウンしている。 202年3月は6156万円、97.3万円であったので、前年同月比総額では174万円、率にして2.8%のアップ、㎡単価は▲3.8万円、率にして▲3.9%のダウン。

6、3月の地域別平均価格、1㎡当り分譲単価は以下のとおり。
東京都区部の平均価格は前年比10.2%上昇の8,067万円、㎡単価は0.8%上昇の125.2万円、
都下は7.8%上昇の5,677万円、10.9%上昇の84.2万円、
神奈川県は11.7%上昇の5,577万円、8.8%上昇の81.5万円、
埼玉県は0.4%ダウンの4,912万円、5.4%ダウンの69.4万円、
千葉県は4.1%ダウンの4,555万円、7.8%ダウンの62.9万円。

7、3月末現在の翌月繰越販売在庫数は7,357戸で、2021年2月末現在の7,891戸に比べて ▲534戸減少。2020年3月末残戸数は7,888戸だった。

8、2021年4月の発売戸数は2,000戸の見込み。新コロナ惨禍の2020年4月は686戸、消費税増税年の2019年4月は1,421戸、2018年4月は2,342戸だった。

[ 2021年5月17日 ]

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