葵新建設(株)出口勇一、海砂のサンプル偽造は商行為における詐欺罪である。
https://n-seikei.jp/2020/06/post-67557.html
今年も有明海沿岸環境保全事業(覆佐工事)が始まるようだ。
そもそも福岡県が発注する有明海沿岸環境保全事業で行われている覆砂工事というのは福岡県の有明海沿岸の環境を保全するという名目で海底のヘドロの上に海砂を30センチの厚みで砂をバラ撒くことから覆砂工事と呼ばれている。
福岡県はこんなことを平成14年から毎年毎年繰り返し行っている。
福岡県が福岡県の有明海沿岸の環境保全事業に熱心なのは褒めてやりたいことだが、福岡県の環境保全事業のために長崎県沿岸の海砂を大量に使用することで長崎県の沿岸の環境破壊は進行するばかりである。
特に玄海灘、壱岐周辺の環境崩壊は深刻であり、漁業に与える影響は漁獲高の減少をみれば一目瞭然である。
そこで長崎県は「海砂採取要綱の(供給先の規制)」を作り長崎県内で採取された良質な海砂を建設骨材以外での県外持ち出しを禁止しているのである。
福岡県が行っている有明海沿岸環境保全事業は一種の埋め立て工事であり、当然、建設骨材ではないので長崎県の良質な海砂は福岡県の覆砂工事に使用することは禁止されている。
それを毎年、毎年、サンプルを偽装して長崎県土木部監理課を騙し、県外に持ち出していたのが葵新建設(出口勇一)である。
これは「海砂採取要綱の(供給先の規制)」違反でもあるが、商行為による詐欺罪が適用されるような重大な犯罪でもある。
しかも、葵新建設(出口勇一)というのは、自社の海砂採取船(葵丸)を沈没させて3人の船員を死亡させながら、沈没した船を引き揚げて船が沈没した原因も明らかにしないという破廉恥な会社でもあるのだ。
サンプルを偽造している葵新建設(出口勇一)
日刊セイケイ 編集長・中山洋次