アイコン 韓国 今年に入り新たに420万人仮想通貨に飛びつく 地獄を見ている人たちも多い


韓国の金融委は5月中旬、仮想通貨の投資家数と投資額の公式統計を明らかにした。それによると、韓国の仮想通貨投資家数は5月3日現在、587万3000人に膨らんだことが分かった。昨年末時点では162万6000人、年初来で420万人以上、4倍近く増加している。

今や韓国では、20代・30代の4割が仮想通貨に投資し、仮想通貨に投資せずして家など建てられないという風潮までまかり通り、空前の仮想通貨投資ブームを演出し、4月までは仮想通貨も棒上げ状態だった。 
しかし、その風船は膨らみ続け、当然いつしか暴発することになる。案の定、マスク氏の針の一突きで破裂、今では3~4万ドル間の底確認の段階に入っている。

文政権を支持した特に若い世代は、文政権の度重なる不動産価格の沈静化政策により、実態不動産価格は逆に上昇し続け、ソウルでは、勤労者の収入ではもはや共稼ぎしても手が届かないところまで来ている。
その結果、結婚しない人たちが増加し、結婚しても高齢化が進み、文政権になり少子化はさらに加速している。そうしたことからも仮想通貨に一攫千金を夢見るしかない韓国民の生活環境となっている。仮想通貨が投資ブームとなった4月だけで191万人も増えていた。
投資額を見ると、2018年1月以降、127兆7000億ウォン(約12兆5400億円)が仮想通貨取引所に入金され、105兆ウォンが出金された。
口座残高は22兆7000億ウォン。

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587万人が投資を継続していると仮定すると、1人当たり387万ウォンを投資している計算になる。
4大仮想通貨取引所(アップビット、ビットサム、コインワン、コービット)による2018年1月から今年5月3日までの取引を集計した統計資料となっている。
仮想通貨の投資家数は、昨年10月以降、毎月急増している。
昨年10月の仮想通貨取引所の新規加入者は1万3000人、
11月は10万2000人と急増。
今年も1月に36万7000人、
2月に84万9000人、
3月に111万6000人、
4月に191万5000人
も新規取引を開始している。
銀行口座を通じ、取引所に入金される資金も大幅に増加しており、
昨年12月の3兆9000億ウォンから今年4月には33兆2000億ウォンへと9倍増加した。

 資料には、仮想通貨バブルを懸念する金融当局の見解も示されている。
「外国より韓国で仮想通貨の価格が高い『キムチプレミアム』が再び生じ、投資家と投資資金が殺到するなど投機ブームの再燃が懸念される」と指摘した。
しかし、金融委は仮想通貨投機の過熱を懸念しながらも、「当面は追加的な規制策を打ち出すことは慎重に検討すべきだ」とし、規制強化には否定的な立場を示した。
国会関係者は「仮想通貨市場が現在のように過熱している状況で下手に規制策を打ち出し、価格が急落すれば、投資家の不満が集中しかねず、消極的な姿勢を見せたようだ」と話した。
一方、韓国銀行の李柱烈総裁は27日、「(仮想通貨など)暗号資産の規模が急拡大しているが、価格変動が非常に大きい。どんな経路をたどっても、金融システムの安定にマイナス影響を与える可能性がある」と警告した。

以上、韓国紙参照
韓国は今年になりカモが一斉に孵化し、韓国に住み続けているようだ。

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<株式投資から仮想通貨投資に移行か>
株式投資していた人たちが停滞する株価に嫌気指し、急上昇している仮想通貨に飛びついた可能性もある。
韓国のKOSPI指数は昨年の3月初めに生じた新コロナ大感染により株価は急落、しかし、それかにはK防疫の自己宣伝、中国・米国の経済回復による輸出増、半導体輸出の好調もあり、急落から10ヶ月あまりで倍上昇、しかし、その後は実体経済の株価に移行し、2月以降KOSPIのパフォーマンスは俄か投資家にとって魅力のないものになった。そこに浮上して急上昇してきたのが仮想通貨だった。当然、俄か投資家たちはパフォーマンスを求めて仮想通貨に殺到し、さらに仮想通貨を押し上げた。しかし、仮想通貨バブルは破裂・・・。というのが現実ではないだろうか。それほど韓国には若い個人投資家が多い。
今や、米国では投資ファンドや機関投資家も参入している仮想通貨市場、マスク氏のような海千山千の人たちが動かしてやり、激しいリスクが伴うこともこれまでに何度もあったことだ。
KOSPIの株価は各月末日指数、21年5月は29日現在。

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[ 2021年5月31日 ]

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