アイコン ヴァージン 宇宙旅行機 民間成功第1号 上空86キロに到達 「VSSユニティ」機

宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングスの創業者リチャード・ブランソン氏(70)と同社従業員5人は11日、有人宇宙船の試験飛行に成功した。来年に予定する商業宇宙旅行の開始に向けて大きく前進した格好だ。
乗組員を乗せた宇宙船「VSSユニティ」は米ニューメキシコ州の滑走路から現地時間午前8時半すぎに母船の飛行機に抱えられて離陸。上空で母船から切り離された後にロケットエンジンを噴射し、高度約28万2000フィート(約8万6000メートル)まで上昇した。乗員を乗せたVSSユニティ機は離陸から約1時間後、滑走路に無事帰還した。
ブランソン氏と他の乗組員が、どの程度の時間を無重力状態で過ごしたかは現時点で明らかになっていない。(無重力時間は15分前後とされていた)
今回のミッションは、VSSユニティにとっては22回目の試験飛行で、乗組員が多く搭乗したのは初めてだった。
(2014年にはロケットエンジン点火時に問題が生じ墜落、乗組員が死亡したこともあった。)

今月は将来の宇宙観光実現に向けた節目の月となる。
米アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏も20日、自ら創設した宇宙ベンチャー企業ブルーオリジンが打ち上げる有人宇宙船「ニューシェパード」への搭乗を予定している。(ブルーオリジン機はロケット型であり、ベゾス氏は先立ってアマゾンの経営から身を引いた)

 

国際航空連盟 (FAI) の規定によると空気抵抗がほぼ無視できる真空である大気圏外の高度 100 km 以上(カーマイン)を宇宙と呼ぶ。米軍は高度50ノーチカルマイル (92.6km) 以上の高空を「宇宙」と定めている。
今回は、降下するときの無重力を体験できる高度とした宇宙のようだ。

↓成功したヴァージンの宇宙船「VSSユニティ」、
真ん中の宇宙船を切り離し、宇宙船だけがロケット噴射で宇宙を目指した。
「VSSユニティ」機では、高度がさらに高くなれば、大気突入圧力から燃えてしまう可能性がある。
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↓アマゾンの宇宙船、ニューシェパード号(母船は帰還させる再使用型)
これまでの試験機では高度100キロ超に達している。
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[ 2021年7月12日 ]

 

 

 


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