アイコン 猛威の異常気象 欧州では大洪水189人死亡 米国熱波80ヶ所の森林火災

欧州西部を襲った洪水で、これまでに少なくとも189人の死亡が確認され、数百人が行方不明になっている。自宅に戻ることができない住民は数万人に上り、多くは電力や飲み水も確保できない状況にある。
記録的な豪雨による土石流や洪水は、ドイツ西部から隣国のベルギーやオランダにまで広がった。
オランダ南部では17日、マース川が過去100年あまりで最も高い水位に達し、一帯の住民が避難した。マース川に面したフェンローでは1万人が自宅からの避難を強いられた。
16日には南リンブルフ地域で堤防が決壊し、周辺で大規模な洪水が起きていた。
一方、ドイツでは週末にかけて水が引き、洪水がもたらした惨状があらわになっている。

一方、北米では、
カナダ西部では43度を上回る気温を各地で観測、米西部でも高温が続き、落雷により森林火災が各地発生、延焼が続いている。
全米省庁合同火災センター(NIFC)によると、現在大規模な火災が発生しているのは13州の計80ヶ所、焼失面積は合わせて40万ヘクタールを超えた。
NIFCによると、大規模な森林火災の件数はモンタナ州の18件が最も多く、アイダホ州が17件で後を追っている。

 

両州の一部は熱波に見舞われ、平均を上回る気温が続いている。国立気象局(NWS)が18日にツイートしたこの地域の気温分布図には、37~38度以上の数字が並んだ。19日の最高気温はモンタナ州で39.4度、アイダホ州の一部で38.9度と予想される。
アイダホ州南西部とオレゴン州東部には、火災の危険性が非常に高い気象条件を示す警告が出された。

火災情報サイト「インシウェブ」のデータによると、最も焼失面積が大きいのはオレゴン、カリフォルニア州境の火災で、18日午後の時点で12万ヘクタールを超えた。今月6日に発生し、これまでに少なくとも民家21棟を含む建物75棟が焼失。さらに5072世帯が危険にさらされている。鎮火率は22%とされる。
カリフォルニア、ネバダ州境付近で4日、落雷により発生した火災は18日までの焼失面積が7400ヘクタール、鎮火率は0%。少なくとも3棟の建物を焼き、幹線道路を越えて延焼している。

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[ 2021年7月19日 ]

 

 

 


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