アイコン ホンダ ロケット事業に参入 2020年代に打ち上げ 回収再利用型


ホンダは2019年から各種開発に取り組んでいるが、9月30日、再使用型小型ロケットを開発し、2020年代に打ち上げると発表した。

1、再使用型小型ロケットの開発
  2020年代に打ち上げへ、
1000kg級のペイロードを地球低軌道に打ち上げ可能

2、JAXAと目指す月面での循環型再生エネルギーシステム
循環型再生エネルギーシステムは、水を電気分解して酸素と水素を製造する高圧水電解システムと、酸素と水素から電気と水を発生させる燃料電池システムを組み合わせたもの。
月の極付近にあるとされる氷を水に溶かし、そこから水素と酸素を生み出すことで、水素をエネルギーとして、酸素を居住区向けに活用するほか、水素と酸素の反応から電気と水を発生させ、その電気をモビリティに活用

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3、アバターロボットで地球から月面へ
  ASIMOの系譜に連なる多指ハンドを有するアバターロボットで月面作業用ロボットを想定している。

4、eVTOL(電動垂直離着陸機)の事業展開の目標は2030年代
モーターとガスタービンのハイブリッドを採用したeVTOL・・・
空飛ぶタクシー
空への挑戦となるeVTOLだが、バッテリーだけだと航続距離が短いことを克服するため、ガスタービンとのハイブリッド方式のeVTOLを選択。
その特徴は、8個の垂直電動ローター、2個の電動推進ローダーによる垂直離着陸性能とともに、電動ローターの電気供給源としてホンダ開発によるガスタービンエンジンを用いること。  ホンダはホンダジェットにおいて軸流式ジェットエンジン「HF120」の量産化に成功しており、それらの燃焼技術を用いたガスタービンエンジンを開発。そのガスタービンエンジンにより発電し、発電した電気でローターを駆動する、いわゆるシリーズハイブリッドでの 飛行を目指している。

1001_02.jpg

↓ガスタービン+モーター式のeVTOL(電動垂直離着陸機)
1001_03.jpg

 

[ 2021年10月 1日 ]

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