アイコン 異常気象、イタリアで大洪水、砂漠のオマーンをサイクロン襲う


イタリア北西部や乾燥した気候で知られる中東オマーンが相次ぎ異常気象に見舞われ、記録的な雨量を観測した。

イタリア北西部では12時間の雨量が742ミリを超え、欧州史上最高を記録。オマーンでは異例のサイクロン上陸で何年分もの雨が降り、年間を通じてほとんど雨が降らない砂漠地帯で洪水による死者が出た。

美しい自然と入り組んだ海岸線で知られるイタリア北部のジェノバ地方は3~4日にかけて暴風雨が続き、ミラノから約100キロ南西の町ロッシリオーネで925ミリを超す雨量が観測された。これは米シアトルで1年分、英ロンドンで1年3カ月分の雨量に相当する。
現地からの報道によると、各地で土砂崩れや洪水が相次いで数十人が救出され、キリアーノでは橋が崩落した。
この地域は普段から雨が多く、平年の降水量は年間平均で約1200ミリ。しかし今回はわずか12時間で750ミリ近い雨が降った。専門家によると、12時間の雨量としては、欧州の観測史上最も多かった。

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ロッシリオーネから約32キロ西に位置するカイロモンテノッテでは4日、6時間の雨量がイタリアの観測史上最も多い500ミリを記録した。
世界各地の水害を記録している「フラッドリスト」によれば、近郊のビコモラッソでは1時間で180ミリを超す雨が降った。
その2日前、約5000キロ離れた中東のオマーンでは、サイクロン「シャヒーン」が北部に上陸。地元メディアによると、普段はほとんど降雨のないアルカブラで、わずか数時間のうちに300ミリを超す雨が降った。平年の3年分の雨が、約24時間で降ったことになる。
オマーン気象庁によると、近郊のスワイクでは、平年の1年分以上に匹敵する116ミリの雨が、わずか6時間で降った。
世界中で大雨が急増する傾向は一層鮮明になっている。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書によると、地球温暖化に伴って大雨による降雨量は増える。気温が1度上昇すると、降雨をもたらす大気中の水蒸気は約7%増加する。
米国では今年の夏、ハリケーン「アイダ」や「アンリ」が相次いで記録的な豪雨をもたらした。
専門家によると、人間の活動を原因とする地球温暖化の影響で、そうした異常な豪雨は頻度を増している。
欧州西部では7月に、わずか数時間で数カ月分の雨量を観測。ベルギーやドイツで大規模な洪水が発生した。
中国中部でも7月に豪雨による洪水が発生し、300人以上が死亡した。特に被害が大きかった河南省の省都鄭州市では、住宅地が水没したり、浸水した地下鉄の車内に乗客が閉じ込められたりした。
以上、CNN参照

中国では中南海がある北京周辺から煙突企業を退散させたが、煙霧大魔神は少々の対策ではびくともせず、居座り続けている。中南海の人々は業を煮やし、先進国から10年遅れた2060年にカーボンニュートラルを設定、その絶対権力で今年にも煙霧大明神を退散させようとした結果、たちまち電力不足に陥り、熱源の石炭・石油・LNGの世界価格を暴騰させる始末。

これまで環境を犠牲にして経済発展、軍事力強化、一帯一路軍事経済覇権世界戦略に邁進し、前例の日本の川崎や北九州の教訓と対策など一切学習せず、地球温暖化の原因の一つである紫外線を吸収するオゾン層を破壊し続け、魔法瓶効果で温暖化を進む二酸化炭素の排出、硫黄酸化物の大量放出を続けてきた結果、こん日の異常気象となっている。
ドイツの自動車産業優先策、欧州の首脳たちと結託したクリーンディーゼルエンジンでの誤魔化しもパリの空気が汚れ続けている原因にもなっている。

欧米社会がイケイケドンドン・環境悪化の中国経済を利用しただけで、超低金利の協調融資で中国の煙突企業を欧米主導で改善させなかったことにも原因がある。そして、13億人が暮らすインドでも同じような経過をたどっている。

異常気象は日本の頻発する集中豪雨多発のだけの問題だけでなく、世界で頻繁に生じている。カルフォルニアの森林火災、オーストラリアの大火災、ドイツの大洪水・中国の大洪水も毎年恒例になってきている。

 政治が環境問題を第一にすれば、政治も地球も優しくなるはず。
権力欲だけは有史以来5千年前の時代から何も変わらず、それも地球を破壊するまでに膨張している。mRNA技術を駆使して45歳過ぎたら、人類のリスクより利益が大きいとして、男性の脳回路に作用させ権力欲を半分になるよう宦官化を図る必要があるのかもしれない。
戦前生まれの人たちがボケ防止のため国会議員を続けている人たちが何人いるだろうか。足腰・ロレツ・記憶にありません。

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[ 2021年10月 8日 ]

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