バイオベンチャーの「テラ」/虚偽開示で特設注意銘柄に
バイオベンチャーのテラ(株)(所在地:東京都新宿区、JASDAQ)は10月13日、同社が新型コロナ治療薬を巡り虚偽開示を続けたため、東証がガバナンス等の改善の必要性が高いと判断、東証から特設注意市場銘柄に指定され、上場契約違約金2000万円の徴求を受けたと発表した。
もし、内部管理体制に問題があると認められれば、上場廃止の危険性も。
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特設注意市場銘柄に指定されるのは10月14日で、期間は原則1年間となっており、指定から1年後に内部管理体制確認書を提出すれば、東証が内部管理体制に問題がないと判断し、指定が解除されるが、問題があると認められると原則、上場廃止となる。
しかし、期間中でも改善見込みがなくなれば上場廃止に。
同社は13日、今回の指導を受けて、「信頼回復に向けて、誠心誠意、最大限の努力を尽くしてまいります」とコメントしている。
ネットの反応では、「即刻上場廃止すべし」「他社も似たようなことしてる可能性は?」「何とか信頼を取り戻してほしい・・・(冷汗」などの声が上がっている。
[ 2021年10月14日 ]
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