東京都北区赤羽台の住宅地で１６日午前１０時ころ、解体工事現場でショベルカーを崖下から吊り上げる作業をしていた重量１３トンのクレーン車が突然倒れ、逆さまの状態になった。けが人はいないが、足場がなく撤去作業は始まっておらず、周辺の住民が避難する事態となっている。

クレーン車は当時崖下の解体工事現場にあったショベルカーを高台に引き上げる作業をしていて、その重みでバランスを崩したとみられる。

現場は住宅が密集し、クレーン車を吊り上げるさらに大きなクレーン車の足場に乏しく、撤去には時間がかかる見通し。