アイコン アンモニア燃料の輸送船開発にGoサイン 海事協会が基本承認 カーボンニュートラル


日本海事協会(NK)は、川崎汽船と新来島どっくが共同開発したアンモニア燃料自動車運搬船の設計に対し、基本承認(AiP)を発行した。

燃焼時にCO2を排出しないアンモニアは、船舶の脱炭素燃料として活用が期待されているが、人体への毒性や材料に対する腐食性を有しており、適切な安全確保措置が講じられる必要がある。

アンモニアを船舶の燃料として使用するための具体的な国際基準は未整備であることから、海事協会は、アンモニア燃料船に関わる船舶、船員及び環境に与えるリスクを最小化するための設備、制御及び安全装置等に関する要件を規定した「代替燃料船ガイドライン」を2021年8月に発行している。

スポンサーリンク

アンモニアを燃料として使用する際に課題となる毒性に対し、海事協会は、川崎汽船、新来島どっくと共同で、潜在的なアンモニアの漏洩リスクに対する安全対策を評価・検討している。

その上で両社は、本検討結果により得られた知見も踏まえ、アンモニア燃料自動車運搬船の設計を開発した。
海事協会は本設計に対し、代替燃料船ガイドラインに基づき審査し、要件への適合を確認したことから、この度AiPを発行した。
以上、

日本では、アンモニアを火力発電に利用する実験が行われている。ただ、まだ、石炭の微粉末やガスなどを利用しての実験となっているようだ。アンモニアはカーボンニュートラルな燃料「ブルーアンモニア」として注目されている。人体には悪影響を及ぼす。
アンモニアは天然ガスから抽出されている。

1208_09.jpg

[ 2021年12月 8日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧