アイコン 尻に火がついたKF-21共同開発 インドネシア米F15を36機、仏ラファール42機調達


国務省は10日、インドネシアに対するF15戦闘爆撃機36機(マクドネル・ダグラス/現ボーイング製)と関連機器の売却を承認し、議会に通知した。総額は推定139億ドル(約1兆6000億円)。

フランスも10日、インドネシアに仏製ラファール(ダッソー社製)戦闘機42機を含む総額81億ドル(約9400億円)の装備品を売却すると発表した。まず6機を導入の売買契約を締結、最大42機となる。

米国防総省傘下の国防安全保障協力局は声明で「インドネシアは、アジア太平洋地域の政治的安定と経済発展に貢献する重要なパートナーだ」と指摘。
「インドネシアによる強力かつ効果的な防衛力獲得を支援するのは、米国の国益にとって極めて重要だ」と説明した。

一方、フランスのパルリ国防相は、「インドネシアからラファール戦闘機42機を受注した。フランスはインド太平洋地域で果たすべき役割を担っている」と発表した。
マクロン大統領も「インド太平洋地域でのパートナーシップが強化される」と歓迎した。

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<隣国では・・・>
インドネシアは隣国のKF-21(ポメラ)開発に参加し、開発費用の20%の1兆7300億ウォン(約1670億円)を分担することで2010年に契約している。しかし、開発費用は段階的支払いとなっているものの、2200億ウォンだけを納付し、その後は資金難を理由に昨年末基準で滞納額は8000億ウォンに達している。
インドネシア側は交渉の末、2026年までに当初約束した開発費用全額を出す代わりに、その30%を現物納付とし、インドネシア側から天然ガス、有煙炭、天然ゴムなど天然資源の現物納付が提案されている。
その間、隣国の防衛事業庁は「インドネシアがラファールを購入してもKF-21開発に及ぼす影響はない」という立場を明らかにしていた。
KF-21の1機当たりの価格は0.5億ドル以上と見られている(開発費用+当初量産120機の総事業費18兆ウォン)。
以上、時事通信など参照

今回、F15機の購入、ラファール機とともに実戦経験のある戦闘機であり、実戦経験のない本格的な戦闘機開発も初めてのKF-21戦闘機(隣国戦闘機)では心もとないのだろう。

通信によると、
1、F15の価格は関連機器含めて1機当たり444億円。
最新のF15Eは、1機あたりの機体価格は110億円以上
2、ラファール機は装備品含んで1機当たり224億円、
となり、ちょっと価格が高すぎではないだろうか。
ただ、桁間違いでは安すぎる。
(機体だけだがF35Aでも90億円前後しかしない)
F15は機器が改修され続けているものの初期機は1972年に開発された戦闘機。

[ 2022年2月12日 ]

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