アイコン 2022(寅)長崎県知事選を振り返って!(総括)


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大石けんご氏、23万9415票、中村ほうどう氏23万8874票、その差541票である。
稀に見る激戦だった。
24年前の西岡武夫VS金子原二郎、12年前の中村法道VS橋本剛の選挙も盛り上がった選挙だったが、あの時とは全く異質の異様な知事選だった。

大石シルエット

コロナ禍という異常な状況の中での選挙ということもあった。

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12月半ば過ぎても知事選に名乗り出る者が誰もいない中、12月21日、唐突に名乗りを上げたのが無名の大石けんご氏だった。
そもそも大石けんご氏とは何者なのか、39歳、医師で元官僚というだけで、どんな人物なのか、人物像が全く分からない異質な候補者だった。
そのうちに少しずつ入って来る情報はとんでもないものだった。

五島市出身、北高のラグビー部出身、親が五島富江町で養鶏場を経営していた、そこまでは良かった。
その後入って来る情報はあまりにも醜悪だった。あの谷川弥一、金子原二郎が大石けんご氏の背後にいるという聞捨て成らない情報である。
谷川、金子が自分たちの言い成りにならない中村知事を下ろすためだけの目的で担いで来たのが大石けんご氏だというのである。

黒い虚塔

その日の午後、現職の中村知事も4選出馬を表明し、事実上の中村知事VS衆議院議員・谷川弥一、参議院議員で農水大臣・金子原二郎の戦いの構図がはっきりとしてきた。

ここから権謀術策に長けた谷川、金子が動き出す。
その3日の12月24日、2派に分かれていた自民党(谷金派16名)と反谷金派11名が再統合し新たに27名の自民党長崎県連が発足した。
ただ、この新たに発足した自民党長崎県連は谷川、金子の思惑通りとは行かず、新たな再分裂へと迷走して行く。

 

 

総括その2に続く

インターネット長崎奉行・遠山金四郎こと中山洋次

[ 2022年2月22日 ]
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