アイコン 上海 一斉検査も感染者は増加し続ける


上海では、3月から4月5日までに9万人が感染したと報じられていたが、4月7日には約820人の発症感染者と約20,400人の超軽度含む無発症の感染者が発生している。(5日には発症感染者311人、無発症16,766人が報告されており増加傾向にある。)

上海市では先月末からロックダウン、市を2つのエリアに分け2400万人市民全の感染検査を実施しているが、足もとの感染者の増加にロックダウンの期限を延長している。

市はPCR検査を実施する一方、抗原検査キットも市民に配布して、感染者の洗い出しに努力している。

 

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これは政府の「ゼロコロナ」策の一環だが、人口14億人、各地の都市部への人口集中もはなはだしく、全土に広まれば手が付けられなくとの判断に基づき、厳しい検査体制と封じ込め策を講じている。
 ロックダウンは外出禁止令であり、家庭用抗原検査キットや日用品等の配布はボランティアが行い、警察がエリア内のパトロールを行うとともに上空からも放送システムを有したドローンを使い監視している。

また、上海には、全土から38,000人の医師や看護師が検査や医療支援に駆けつけている。
上海では医療機関の逼迫を想定して4万床の臨時施設もすでに完成させている。
ただ、中国のビジネスハブの上海、こうしたロックダウンは、早期収束しなければ、今後とも経済に大きな影響が出ると見られている。

昨今の原油価格の値下がりは、各国の備蓄原油の大規模市場放出だけで下がっているのではなく、最大の原油輸入国の中国で原油の輸入が落ち込む可能性ゆえ下落しているものでもある。
ただ、上海市では浦東地区等の経済特区地区と思われるが、外資企業は正常に営業されているという。
以上、新華社参照

すでに感染は広がっており、長期にわたってロックダウンしない限り、短期ロックダウンでは家族間感染が広がり、その後、域内、勤務先、学校などへ連鎖していく可能性がある。

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[ 2022年4月 9日 ]

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