アイコン おもしろき こともなき世を おもしろく 住みなすものは 心なりけり


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きょうから、2泊3日の沖縄の旅、コロナ禍にあって電話で済むことは電話で済ませてきたけど、どうしても直接会って交渉しないと前に進まない問題もある。
コロナを怖がってばかりもいられない。大石県政も気になるが、行ってきます。

おもしろき こともなき世を おもしろく 住みなすものは 心なりけり

高杉晋作

それでも沖縄に行ったら、知事選問題を少しの間忘れて沖縄問題に没頭しよう。
そこで、きょうは、FBから切れがいい山中 希さんの投稿を紹介させて頂きます。

 

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山中 希
https://www.facebook.com/ymnknozomi
山中

「市民県民の皆さんから地方自治に振り向いてもらう」。
新年度の抱負としても書かせていただいたこの一言は、ただのふんわりしたテーマ設定だと思われているかもしれませんが、具体的に2つの方向から動いています。

1つについてお話しします。

地方自治に興味を持ってもらうことを達成するには、ある程度議会の質が高まることが求められると思っています。
私が今から書くことは、一部の方たちの反感を買うものかもしれません。
多様性、言論の自由ということで、1つの意見として一緒に考えていただければと思います。
私はより良い候補者が立つシステムができることを望んでいます。
今はある意味、なりたい人がなるものであり、誰を立てようと勝たせる組織がある。

それが「選挙」であるように見えます。

選挙のノウハウはごく一部の限られたところで伝承されていくものであり、決して開かれていない。
入口を狭め、本当に到達して欲しい人が来ることを拒んでいるかのようにさえ見える。
人ではなく組織がする、そして人ではなく金が立場を成就させるのが選挙の現状です。

そもそも、なりたい人が手を挙げるのを待って、それを立てるだけというのはシステムとしてどうでしょうか。
候補者の質はどのように担保されているのかは我々市民にはよくわかりません。
私には、「こんな人が議員になったらいいのに!」という人が数名います。
議員でも何でもない、一市民としての立場から、すでにご自身のテーマを持ち、影響力をつけ、発信をし続けている。
ライフワークとして活動ができている方達。
それは義務でも何でもなく自然にできていることですから、そもそもめちゃくちゃ議員に向いているんです。
そしてすでにファンもついている。

なぜこうした人に声を掛けないのかなと不思議でたまりません。
なぜ私が候補者の質にこだわるのかというと、それ自体が政治への興味関心に直結することだと確信しているからです。
今は、取り立てて候補者には信頼性ある試験も条件も課せられていません。
それが選挙に出る自由の保証なのだというのなら、私たち有権者にとっては、何らかの機関が、候補者がしっかりとした人であることを信頼性を持って保証していただきたいものだと思います。
それは本来的には政党の仕事だと思います。
しかし現在、それはどの程度適切に行われているのでしょうか。

行政職員の方からも疑問を呈されるような議員が普通に選ばれているのが現実です。
これは市民が望むことなのだろうかと疑問ですが、普通に考えて冗談じゃないですよね、税金なんだから。
行政の人たちは皆さん当たり前のようにダブルスクールする勢いで大学時代に勉強して職員になっている。

そういう基本的な知識と素養のある人たちに対峙する存在として、今現在、役に足る方達がどれだけいるのか。
最低限に必要な基礎的学力や適性は問われるべきだとも私は考えています。
大きな責任を伴う職種には、どんなものでも必ず国家的な試験が課されるのに、国家や地域を担う議員にそうした信頼性のある何かが課されないというのはどういうことなのだろうかとよくわかりません。

こうしたことが現実のアンバランスを生んでいる原因だとも感じています。
私が言っているのはお勉強ができるできないを測れということではありません。
少なくともその人物が「立法の側」にいる者として適切かどうかを判断するための何かがあるべきではないかということです。
しっかりとした基準でその人物が問われないのだとしたら、誰がその方の能力や適性を保証するのでしょうか。

有権者に任せるのですか?

もしそれで正しい判断ができなかった場合、誰が責任を取るのか。
「候補者を立てることの責任」というものを、こないだからずっと、私は非常に考えさせられています。
これからは、真剣に良い候補者を立てることにこだわるべきだと思います。
そうすることが有権者に報いることだと思うし、求められていることだとも思うからです。
と言ったところで、現実はすぐには変わらないので、私には金も票も何の権限もありませんが、この人こそなって欲しいと思う人に、1つの選択肢として議員もありますよと声をかけることにしました。

無責任で申し訳ないけれども、そもそもそんな選択肢を考えたこともない人もいると思う。
でも、そういう人の中にこそ、向いてる人がいるんです。
非常に閉ざされた世界だし、そこに自分が関わることのイメージすらしていない人たちもいますので、考えてもらうきっかけになれたらとお話ししています。
ということで今、私の意中の人は5名いて、2名と今月お会いします。
ただ、細胞を新しくするという意味での議会の質の向上は、市民の有権者意識の醸成という極めて壮大なテーマを回していかなければ実現しないので、真面目にやったら30年はかかります。

だから、たったこれだけのことを自己満足で声かけして終わるつもりではありません。
そのたったこれだけすら、今までそんなに機能していないことが問題なんですけどね。
それと同時に、古い細胞をより効率的に動かしていくための取り組みを、できるだけ早いうちに形にしたいと考えています。
私は自分が正しいと思うことを自分の方法で模索していきます。

この世界にはいろんな方法、取りうる道があっていい。
みんながそれぞれに目的に到達するための道を自由に取っていけばいい。
この街をよくするということの答えが、たった1つのはずがないんです。
どんな立場にあろうとも、できる人にはできるわけですから。
議会だけが重要だとは言いません。

むしろ議会がどんな様であっても行政は優秀な人たちで運営されているので大きな混乱が起きることはない。
でも、理論と行動力と信念とを持っている一人でも多くの魅力的な候補者が立つことで、市民の方々の興味が向いていき、自ずと高まっていくものと思います。
私自身が、言うだけ番長ばかりの世界に飽き飽きしてるんです。
幕末に、この世界を洗濯したいだの面白くない世界を面白くしたいだのと言っていたアウトロー共が結局世界を変えていきました。
枠の中で大人しく、お利口さんにやっていて結果が出るのは平時であり、今は残念ながら、平時に求められる常識的な考え方では時代からいい意味でも悪い意味でも逸脱していくことができません。

その人物の評価なんて、死んでからしかわからない。
誰に何と言われるかを恐れて、何ができるかと思う。
自分の人生に責任を取れるのは自分だけですから、あらゆる外野の文句を振り払って、私は好きにやります。

[ 2022年4月13日 ]
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