アイコン ダウンした!(山中 希)


  2日つづけて山中希さんの投稿を紹介させて頂きます。

スポンサーリンク
 
 

山中 希
https://www.facebook.com/ymnknozomi
山中

ダウンした。
福山雅治ではなく後藤田正晴に見守られるベッドサイドを展開する40歳女性。
落ち着いてきたから来週控えているプレゼンの資料を完成させたいと思う。
こちらから頼んでプレゼンをしにいくということの意味。
先手を打つということ。
後手じゃ変わらない。
多動だからリーチできることがある。

障害はプラスに。

私の心療内科の先生は、私からADHDを消したらいいところが消えてしまうことも意味するからと、ADHDの根本的解決を目指す薬は処方しない方針。
最初は何言ってんだという感じだったけれども、最近ようやくその意味がわかってきてもいる。
ただこれは、私が長年の人生の中で、生活に困らないように生きることができる訓練をしてどうにかなっているから出来る対処なのであり、生活自体に困り感を抱える多くの発達障害の方にとっては、こんなあっけらかんとADHDを放置することはできないものである。
子どもの頃から自分の特性を知り、自分とどう付き合っていくかに取り組むこともそうだけど、大人になってからもさまざまな困難が生活の中に待つわけだから、ここを少しでもスムーズにしてあげるような施策が必要になってくる。

そもそも行政が市民に求める事務的な手続きとADHDの苦手とする世界は完全に重なる。
でもこの行政サービスにうまく生活がつながっていけないと、人生詰んでしまう。
この世は定型発達だけで成り立ってるのではない。
これのせいで困り感に潰されそうになりつつも、この世の多くの突き抜けたイノベーティブな出来事は、非定型から生まれているという事実もある。
実際に結果を出し、突き抜ける瞬間その時まで、世の中は我々のような存在を前向きに認めようとしない。

普通のことができないから。
常識的なことが通じないから。

でも世界は持ちつ持たれつで成り立っているから、双方による世界が馴染んでいくように、ボーダーを緩めていくようなことが、これからはきっと多く行われていくだろう。
今日まで、発達障害啓発週間です。
皆さんの常識の押し付けで、発達障害の人間の人生は簡単に詰みます。
そのことが少しでも多くの方にご理解いただければと思う。
天才を殺すのはいつでも普通の人たちですから。

かといって発達障害は全ての人が天才なわけでもない。

ほとんどはそうではないけれど、外側からわかる障害じゃないからこそ理解してもらえなくて苦しい部分がある。
甘えだとか自堕落だとかで済まそうとしてくる。

違うんです、脳の問題なんですよ。

そういう心無い無理解でどれだけの人たちが苦しんで世界に対して心を閉ざしているか。
障害を持って生まれても、心安く生活していけるような社会にと思います。

何言ってんだかわかんないかもしれないけど、私もよくわかっていないんだぜ。

[ 2022年4月14日 ]
スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧