アイコン アフガニスタン地震 1000人死亡 国連に救援要請 プレート絡みあう地


アフガニスタンのタリバン当局は、東部パクティカ州Khost市近郊で(現地時間)22日01時30分(現地時間)にマグニチュード6.1、深度51キロで発生した地震で、東部では少なくとも1,000人が死亡し、1,500人が負傷したと語った。

アフガニスタンは内部抗争や外部からの戦争に明け暮れ、貧困層が多く、泥を固めた家に住み、それも眠りに入った時間帯に起き、地滑りの発生や数百ともされる家が潰れ多くの被害者が発生している。
タリバン当局は国連に対して支援を要請している。

何十年にも及ぶ紛争で、自然災害からの保護を改善することは困難になっている。

 

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アフガニスタンは、
チャマン断層、
ハリラッド断層、
中央バダフシャン断層、
ダルバズ断層
を含む多くの断層線上で、構造的に活発な地域に位置しているため、地震が発生しやすく、国連によると、過去10年間でも地震で7,000人以上が死亡している。

南西のインドプレートと北のユーラシア大陸プレートが衝突したところにチベット・ヒマラヤ山脈が形成されており、西側からはアラビアプレートがあり、アフガニスタンは複雑にプレートが絡みあった地にあり、断層も多く、これまでにも大きな地震が発生してきている。

ユーラシア大陸プレートは年2センチ、インドプレートも北東へ年5センチ動き、境界付近では、その差からユーラシアプレートは歪み、インドプレートは圧縮され、結果、一帯は大きな地震の発生確率が非常に高いともされている。
イラン、アフガン、インド・パキスタンでは、これまでにも大きな地震が多く観測されている。
今回の地震がプレート型なのか、断層型なのかは現在のところは不明。

2005年10月8日、M7.6のパキスタン北部のカシミール地方での地震では、死者8万人以上、250万人が家を失った。

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[ 2022年6月23日 ]

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