アイコン 新コロナ政府異常 自宅隔離154万人、重症603人、日々200人以上死亡


第7波の新コロナ感染拡大の中、自宅で療養している感染者数は、8月10日時点で過去最多の154万4096人に上ったことが、厚労省のまとめで分かった。
前週から10万5991人増え、4週連続で過去最多となった。

都道府県別では、
東京都が最も多く17万8700人、
大阪府が14万7373人、
愛知県が10万9746人などとなっている。

また、入院が必要と判断された人のうち、受入先を調整中だった人は2269人で、前週から580人減っている。

第7波では、新コロナに感染したあとに搬送先が見つからず自宅で死亡した高齢者もいて、厚労省は全国の自治体に医療提供の体制などを強化するよう求めている。

 

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東京都内の15日の感染確認者数は2万3135人で、1週間前の月曜日より5200人余り増えた。
一方、都は感染が確認された40代から100歳以上の男女合わせて14人が死亡したことを発表した。
前週の同じ曜日を上回るのは今月5日以来。
年代別に見ると、
40代が最も多く、全体の19.3%にあたる4454人
30代が、全体の18.6%にあたる4298人
65歳以上の高齢者は1829人で全体の7.9%。
また、15日までの7日間平均は2万6379人で、前週比▲15.3%減となっている。
以上、

2類感染症は、法律上、本来、感染者は全員感染症専用の病院に隔離入院させる必要がある。そのため厚労省が発表している感染状況でも入院治療を要する者として表記している。
しかし、現実的に隔離できないため、当初、症状がある人を入院させていたが、間に合わなくなり、中等症以上を入院させる方法に切り替え、軽症患者は自宅か施設での隔離となっている。
各波による感染者増に、それでも間に合わなくなり、中等症を2つに分け、酸素吸入を必要とする人でも重症度の高い人や基礎疾患がある人などを優先して入院させ、軽症者や場合によっては中等症の人も施設や自宅隔離に切り替えている。

問題は、厚労省の医療保険行政、オミクロン株ピークのパニック状態で発せられた指針、入院患者について厳しい条件をつけ、その厳しい条件が、感染者数が落ち着いてきても維持されたままであること。

自治体により、病院によりかつてなまねができないようにしている。ただし、和歌山県など知事がしっかりしている県では、県の判断で入院をコントロールしている自治体もある。

福岡県の問題は、重症病床がガラガラであるにもかかわらず、死亡者数が多いことにある。
比較して東京都は、感染者数の多さに加え、重症病床の使用割合が比較的高く、感染者数に対しての死亡者数が福岡県より低くなっている。
東京都は可能な限り重症病床を使用し、死亡者数を減らす努力を福岡県より行っている数値結果となっている。

その違いで想定されるのは、オミクロンパニックのときに高齢者施設でクラスターが発生した場合、入院させず、高齢者施設内に隔離室を設け、適切な治療も受けさせないまま死亡者を多発させたが、福岡県はBA.5型による第7波でも、最初から重症病床をガラガラのままにして異常時対応している可能性がある。
当然、新コロナ特有の急に悪化して死亡した人も多いと思われる。しかし、それは福岡県でも東京都でも同じことだ。

政府は規制しない方針であり、ならば、医療体制をしっかりすべきではないだろうか。都道府県任せで具体策なく掛け声だけの医療の充実。
厚労省は諮問機関の専門家会合ともども新コロナのガンであるが、岸田政権は末期ガンかもしれない。
死亡者数が増加すれば、知人や親戚、身内で亡くなる人たちが多くなり、必然的に岸田政権の国民支持率は下がる。
自民党の長老たちが新コロナでバタバタ亡くならない限り、岸田政権に具体的方策は望みようもない。
BA.5もBA.2.75も感染力が強いオミクロン株よりさらに感染力が強く、自己防疫には限界がある。

福岡県など多くの都道府県で感染者数が減少に転じているが、すでに濃厚接触者の検査はほとんど実施しておらず、その結果、減少している可能性が高い。特に福岡県の陽性率は異常に高い。厚労省の模範県のようである。姥爺捨て國になってはなるまい。


スクロール→

8月10日現在/厚労省

陽性者数

250,403

PCR検査数

509,843

陽性率

49.1%

入院治療を要する者

1,939,682

 うち重症者数

603

死亡者数

248

確認中

93,641

10日までの1週間

 

感染者数

1,506,930

死亡者数

1,358

 

8月3日時点の病床使用状況・全国

確保病床

45,762

 うち使用病床

25,659

 使用率

56.1%

うち重症病床確保数

5,563

  使用数

1,710

  使用率

30.7%

うち福岡県

確保病床

1,785

 うち使用病床

1,316

 使用率

73.7%

うち重症病床確保数

217

  使用数

22

  使用率

10.1%

8月10日までの1週間の感染者数と死亡者数

感染者数

80,402

死亡者数

71

うち東京都

確保病床

7,329

 うち使用病床

3,929

 使用率

53.6%

うち重症病床確保数

1,007

  使用数

610

  使用率

60.6%

8月10日までの1週間の感染者数と死亡者数

感染者数

211,631

死亡者数

111

 

[ 2022年8月16日 ]

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