アイコン 【シリーズ】東京五輪と高橋治之氏と電通と政府との関係 ケチがついた(1)


東日本大震災後、降って沸いたかのようにスモール東京五輪と名を打った招致活動、どこまで予算なのかもわからないまま、実額だけでもスモールの倍の1兆4232億円の予算規模で新コロナ下おわった。実際はどれほどかかったのか煙の中だ。

すべてを力で押さえ込んできた誰かさんがいなくなったことから、今になっていろいろな問題が一気に噴き出している。検察総長の人選までかかわっていたことから、検察としても一気にタガが外れ、用意していた材料を出している。

 

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東京五輪、ミソが付けばクソが付く政治の世界
ケチ1、誘致買収=賄賂・お公家さん辞任問題

ドーピング賄賂疑惑があった世界陸連ラミン・ディアク会長側(息子がコンサル業)に対して、2013年3月に1億円、成功報酬として10月に1.3億円の計2.3億円をコンサルタント料として支払い、9月に「おもてなし招致」を決定させた。

2015年11月、
ラミン・ディアク会長側はロシアのドーピング問題で100万ユーロ以上の収賄と資金洗浄容疑で2015年11月に仏司法当局に逮捕され、息子は国際手配された。ラミン氏は保釈され、母国セネガルに帰国、息子とともにセネガルにおり、親子ともフランス当局の召喚要求にセネガル政府は拒否し、現在に至っている。

2016年1月、
WADA(アンチドーピング機関)が日本は東京五輪とIAAFダイヤモンドリーグ(世界陸上選手権)の招致に協賛金として400万ドル以上を支払ったと発表した(日本側は否定)。もう一人の息子ハリル・ディアクがトルコの五輪招致関係者の会話内容が書かれ、「トルコはダイヤモンド・リーグか国際陸連に協賛金400万~500万ドルを支払わなかったためディアク会長の支持を失った」「日本はその金額を支払った」とある。

2016年3月、
フランス検察当局は、16年のブラジルと20年東京五輪の招致について捜査していると発表した。

2016年、
日本当局ではコンサル料は賄賂に当たらないと結論付けた(賄賂に当たると結論付けるバカな日本人はいない)。
しかし、フランス検察当局は賄賂と見て捜査、陸連会長側に億単位のお金を払わなかったトルコ・イスタンブールとスペイン・マドリッドの候補地は落選、銭子を渡した日本はアフリカ票をまとめてくれた世界陸連会長のご尽力により20東京五輪招致に成功したと見ている。
しかも、フランス当局の追及は収まらず、お公家さんの竹田恒和招致委員会会長を任意徴収、ことを荒げたくない日本政府は竹田氏をJOC会長やオリンピック組織委員会から更迭(表面上は役員改選時に更新させなかった)し、ほとぼりを冷ました(フランス検察当局は捜査を止めたわけではない)。

招致委員会と招致のコンサル契約していたのが電通。電通には国内外の大規模スポーツイベントの神様といわれる高橋治之元専務に丸投げしていたと見られる。お公家の竹田氏と高橋は同級生とされ、招致についてはお公家さんの意向もあり電通は高橋氏に丸投げしていたものと見られる。
電通はスイスに持つ子会社で息子のパパマッサタとコンサル契約を交わしているという。フランス検察当局はスイスの会社を捜査している。

悪代官
 

[ 2022年9月 7日 ]

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