今回の知事選で保守の佐喜眞陣営にとって自民党の旧統一教会問題があまりにも大きすぎた。

反自民の玉城デニー陣営にとって旧統一教会問題は神風だった。

そこに下地幹郎氏の出馬が佐喜眞陣営に衝撃を与えたのも事実だ。

昨年秋の下地ミキオ氏の自民党復党を一蹴した自民党沖縄県連に対する下地氏の自民党沖縄県連憎しが、今回の下地氏の出馬の動機だとすれば、実績がある政治家として残念としか言いようがない。これで下地氏の自民党復党の可能性は永遠になくなったことは事実である。

玉城県政としては２期目のこれからの４年間、基地問題も大事だろうが、喫緊の経済問題をどう立て直すか、政府との向き合い方にも注目していきたい。されど民意は民意として受け止め、先ずはお手並み拝見というところである。

インターネット長崎奉行・遠山金四郎こと中山洋次