アイコン 韓国 警察だけの問題か 29日の昼は右派・左派の大規模集会


日本でもいつでも起こりうる韓国の156人の犠牲者を出したハロウィン雑踏ドミノ事故。
ソウル梨泰院の事故は狭い路地、幅3.5メートルの長さ40メートルの路地、それも店舗前に看板やら販売台が置かれていたという。(傾斜は、長さ40mで5mほどのかなりの傾斜)

ハロウィンの群集が路地に押しかけ、身動きできないほどのすし詰め状態、それも下り坂、上の方(大通りに近い方)からグループが前へ進めと押したとか、押せ押せと言ったとか・・・。

逃げるスペースもない中、路地の店舗はそうした状態に開けていた店舗を多くが閉めたという。いよいよ逃げ場がなくなったようだ。

警察がこうした動きをコントロールしなかったことが最大の原因だろうが、韓国では日本や香港と異なり、これまでこうした事故がほとんど生じておらず、予想外の出来事だったようだ。

 

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ソウルでは29日、昼間に労働組合(民主労総+韓国労総共催)と右派の大規模集会、夕方には尹錫悦大統領の退陣を求める革新系の集会が開催されており、警察は、両派の衝突も懸念され、全精力を当集会に費やし、ハロウィンまで気が回らなかったというのが正直なところではないだろうか。集会には合計すれば10万人あまりが参加していた。

そうした燃えやすい韓国の人たちは、昼間はおじさん・おばさんたちが集会で燃え、夜は若者たちがハロウィンで燃えていた。燃えた若者たちの群集心理はとどまるところを知らず、狭い路地へ押し寄せ悲劇を招いた。
犯人探しをしても死人は帰らず、こうした状況を未然に防ぐ、事前に地域社会、警察含む行政のハロウィンイベントに対する対策が問われるものとなっている。

現場に到着した警察官たちは、仮装していると勘違いされ、中の方に入るのが大幅に遅れたそうだ。実際、禁止されている警察官や消防士の仮装した人たちがいたそうだ。
群集心理が強くなれば、警察官がいても制御は効かなくなる。
以上、

<31日の渋谷>
31日の11時ころと1日01時ころに渋谷スクランブル交差点のライブカメラをネットで見ていたが、当時間帯の日ごろの風景とはまったく異なり、多くの警察官も出て、大勢の人たちが、キリンやアラビア風、アニメ風に仮装した人も交え、信号が変わるたびに行き来していた。それは11時でも01時でも変わらなかった。


 

[ 2022年11月 2日 ]

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