FTC、マイクロソフトによるアクティビジョン買収差止め提訴 MSのSONY対策と判断
米独占禁止法当局のFTC(連邦取引委員会)は8日、マイクロソフトによるゲームソフト大手アクティビジョン・ブリザード買収の差し止めを求めて提訴したことを明らかにした。
マイクロソフトは1月、総額687億ドルの現金でアクティビジョンを買収すると発表したが、FTCは反トラスト法違反の疑いで、訴訟前の事前調査を進めていた。
FTCは声明文で、「マイクロソフトはゲーム市場で競合企業のゲームコンテンツの供給を抑制することが可能で、また、今後もそうすることをすでに示してきている。FTCは、マイクロソフトが独立系の大手ゲームスタジオを支配することでゲーム市場での競争を害することを阻止する」と述べている。
(MSのX-BoXはSONYのPSを超えられない。そのため絶大な人気を誇るシューティングゲームソフト会社のアクティビジョンを買収し、独占配信することでPSを超えようとするもの。SONYには触れず、ニンテンドーに対しては10年間ソフト提供を保証するとしていた。)
アクティビジョンはこれまで人気ゲーム「コール・オブ・デューティー」シリーズなどをマイクロソフトのゲームプラットフォーム「Xbox」シリーズのほか、ソニーグループ傘下のソニー・インタラクティブエンタテインメントが提供している「プレイステーション」シリーズ向けにも販売しているが、アクティビジョンがマイクロソフトの傘下に入れば、こうしたゲームタイトルが他社へ供給されなくなるとの懸念がある。
マイクロソフトとアクティビジョンはFTCと争う構えを示しているが、市場は時間や費用などの観点からマイクロソフトが最終的に買収を断念する可能性があるとみている。
マイクロソフトは23年7月までにアクティビジョンの買収を完了させる計画だが、買収を断念した場合、マイクロソフトはアクティビジョンに30億ドルの違約金を支払うことになる。
以上、
偽善家のビル・ゲイツの腹は汚い。
2000年前後、坂村氏のOSトロンを潰させたのもビル・ゲイツである。