マスク氏はツイッターについて、
１、スパムボット（ウェブ上から大量のメールアドレスを盗み出すため自動取得するボット）の「打倒」、
２、ユーザーにコンテンツを届けるアルゴリズムの公開、
３、憎悪や分断の連鎖の防止、
４、検閲の制限
といった野心的な目標を掲げているが、目標達成に向けた具体策や誰がツイッターを経営するのかを明らかにしていない。

人員を削減する計画も示しており、従業員の間には不安が広がっている。同氏のツイッターのアカウントにもその不安が従業員らしき人から投稿がなされている。

２７日にはツイッターを買収するのは金儲けのためではなく「私が愛する人類を助ける」ためだと表明している。
ツイッターは送金、買物、配車などあらゆるサービスを提供する「スーパーアプリ」の土台になるとの考えも示唆している。
ただ、これまでツイッターは「ヘビーツイーター」と呼ぶ最も活発な利用者のつなぎ止めに苦戦を強いられている。
ヘビーツイーターは、月間アクティブユーザー全体の１０％に満たないものの、ツイート総数の９割を占め、ツイッターが世界全体で得る収入の半分を生み出す大事な存在。

２７日のニューヨーク市場のツイッター株終値は０．３％高の５３．８６ドル。マスク氏の提示価格である５４．２０ドルをわずかに下回った。
ツイッター株は２８日にニューヨーク証券取引所から上場廃止となる。
以上、報道等参照

マスクは次に来る自動車社会を描き、ポータルサイトとしてツイッターを捉えているようだ。

２０３０年ころには完全自動運転車時代に入り、車は所有から必要なときに利用できる借りる車両時代を構想、ツイッターのアプリで必要なときに提供できるようにするのだろう。今回のつ言ったー社の買収は、テスラカーを利用して巨大な完全自動運転タクシー会社を世界展開する構想の一環ではないだろうか。
ただ、人には所有欲があり、その整合性は難しく、マスクが生きている時間には間に合わないだろう。空飛ぶタクシーもすでに開発され、現実のものになりつつある。
そこには１９５２年に連載が開始された鉄腕アトムの世界が広がる。

イーロン・マスクはツイッターで次のように述べている。