アイコン 優秀な韓国製兵器 実わ 今年11発発射、うち6発失敗と


12月26日、北朝鮮無人機5機が首都圏を徘徊した領空侵犯を受け、出撃した韓国空軍の軽攻撃機「KA1」1機が墜落した。離陸直後に近くの田畑に墜落して大破した。
空軍機の最近の墜落事故は、
11月、韓国軍の主力戦闘機KF16がエンジントラブルで墜落。
8月、古いタイプの戦闘機F4Eが墜落。
4月、慶尚南道泗川で2機の訓練用戦闘機KT1が空中で衝突して墜落。
1月、F5Eがエンジンから火を噴いて墜落した。

ミサイルでは、
11月2日、北朝鮮が東海のNLL(北方限界線)南側に弾道ミサイルを発射した際、韓国空軍は、戦闘機KF16とF15Kを出動させ北朝鮮側にミサイルによる対抗射撃を行ったが、うち2発はミスで発射できなかった。

 

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10月、北朝鮮が中距離ミサイルを発射した際、韓国軍はこれに対抗するため玄武2ミサイルを発射したが、逆の方向に飛び江陵の韓国軍の敷地内に落下した。(配備中の1700発あまりのミサイルのジャイロスコープ等電子機器の全数調査に入っている)

同時に発射した米製ATACMSも2発中1発がどこに飛んだか分からなくなった。
11月、訓練のために発射した天弓1ミサイルも発射直後に爆発、

最近発射した11発のミサイル発射のうち、成功したのは5発で、残り6発は失敗した。

戦闘機の墜落やミサイル発射の失敗は、米国など先進国でも発生している。しかし現在の韓国における発生頻度はあまりに高い。

平時、兵器管理、定期的な訓練に取り組んでいれば防げた事故も間違いない。
文在寅前政権が5年にわたり北朝鮮に対し「平和ショー」を続ける間に、米韓合同訓練どころか、独自訓練も大幅縮小したことに起因している。

2018年9月の南北軍事合意により飛行禁止区域が設定されたことで、軍事境界線周辺では航空機による偵察活動は最初からできなくなった。そうしたこともあり、日常訓練も減少したとされる。

2020年5月、北朝鮮の監視所から韓国軍の監視所に銃弾が撃ち込まれ、応戦した韓国軍であるが、機関銃の故障で即時反撃できず、遅れて威嚇射撃を行っていた。大統領府は北朝鮮側が誤射したものだと発表。当時、対韓で指揮していた金与正がそうした反応に激怒したのか、6月16日には、韓国が北朝鮮側の開城市に開設した開城工場団地の管理棟を大爆破させ破壊した。
その後も韓国政府は、北朝鮮から亡命してきた漁船員2人を北朝鮮に強制送還、北朝鮮海域に漂流した公務員に対する北朝鮮軍の銃撃・焼殺事件でも、韓国大統領府は北朝鮮への亡命者扱い処理。韓国軍だけの軍事演習も北朝鮮から批判されることから自粛し続けてきた。

文政権下の大統領府は、北朝鮮最優先のシナリオを書き続け、そのとおりに実行してきたが、時世は尹錫悦大統領時代に変わり、そのライターたちや実行した多くが収監されている。
 
これほどまでに文政権は北朝鮮に対し努力してきても、北朝鮮は、2019年2月末の米朝ハノイ会談での決裂以降、再び、2017年当時のようにミサイル発射を繰り返し、最近ではその性能も飛躍的に向上させている。失敗事例も少ない。


 

[ 2022年12月29日 ]

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