アイコン テスラ車衝突炎上 市民が運転手救出 韓国 EV火災専用浸水槽に入れ鎮火


10日夜10時20分ころ、テスラ車が世宗市内の道路の中央分離帯に衝突後、炎上しドライバーが重傷を負った。炎上車両はドアが開かず、 駆けつけた市民5人が、炎がすごい勢いで上がっているのにかかわらず、ハンマーで(窓をたたき)割ってドライバーを救出、前後3回以上の爆発もあったという。

 30代の男性ドライバーは世宗市内をテスラ車で走行中、中央分離帯に衝突した後、対向車線にはみ出し、対向車にぶつかって炎上・爆発し、車両が炎に包まれたという。
爆発の衝撃でEVのリチウム電池が100メートルほど離れた場所まで飛んだ。
 
出動した消防当局は、EV火災専用浸水槽を設置し、火災車両を浸水層に沈め1時間20分で火を消した。放水では車両下部に設置したバッテリーには、なかなか水はかからず、燃え続けるが、バッテリーを=炎上車両ごと浸水層に沈め、沈火させた。
 なお、重傷で入院したドライバーは飲酒の可能性もあり、警察が血液を採取したという。
以上、

 

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 釜山で7日早朝06時19分ころ発生したテスラ車の炎上事故(走行中に煙発生)でも、消防当局はEV火災専用浸水槽を現場に運んでいたが、火の勢いが収まったため使用せず、2時間後消し止められたと報道されていた。
韓国ではEV販売が急増しており、すでに各消防署にEV火災専用浸水槽を常備しているようだ。日本はどうだろうか・・・・。多分0だろう。

韓国の人たちは多血なのか運転が荒いようだ。過去のデータでも韓国の車両火災は驚くほど多い。
2018年のBMW・ディーゼル車の火災問題でも飛びぬけて韓国が多かった。
リコールすべきだとのユーザーの声に、当初、BMWコリアは、「韓国製自動車の火災事故の多さに比較して飛びぬけて多いわけではない」と説明したことから反発が広がり、その後も車両火災が発生したことから、マスコミが取り上げ続け社会問題化しリコールとなった経緯がある(欧州でも火災が発生していたが、韓国のように多くはなかった)。

ただ、車両メーカーは運転が荒い、優しいに関係なく、より安全な車両を製造する責務がある。ディーゼル車用の軽油の品質問題は不明。
韓国では、韓国製自動車の火災は、最近のEV以外、多数死亡でもしない限り報道されないのが現実。鼻薬が相当効いているのだろう。

日本の「2021年消防白書」によると、2020年(令和2年)の車両火災は3,466件であり、一日平均9.5件発生している。
一方、韓国消防庁の「2020消防庁統計年報」によると、車両火災件数は4,710件(日平均12.9件)、日本より1,244件多く、率にして36%多い。
韓国の車両登録台数は2,470万台(韓国国土交通部2021年9月末現在)、
日本は8,260万台(自動車検査登録情報協会/2022年9月末現在)であり、日本が3.3倍多い。
車両台数に比し車両火災が圧倒的に多いのは、やはり安全品質にあるのだろうか。

2018年、韓国現代社グループの米国で発生したシータ2GDIエンジン搭載車両の火災問題も、現代側は当初認めず、米裁判でも車両整備が原因だとして、被害ユーザー側が負けた判決が下されていた。
ところが、2018年夏場、大量火災(計100台あまり)に至り、火災車両数を調べ上げたNPO団体CASから米担当局のNHTSAが調べるように要求され、やっと当局が重い腰を上げ検査したところ、エンジン品質問題が浮上、当局から現代側はリコールを命じられるとともに、制裁金に加え安全検査装置(1システム100億円あまり)を韓国と米国に1装置ずつ設置する制裁も課せられていた。
結果、ユーザー集団訴訟も含めた司法取引とリコール費用や制裁なども含め、現代側2社は2022年までに最大3兆4千億ウォンを引き当てていた。
当問題は当初、2016年に発覚、2017年に問題となった車両17万台のみリコール、シータ2エンジンを搭載したほかの車両のリコールは行っていなかった。
米当局への鼻薬も相当効いていたようだ。米当局も所詮鼻薬により汚染されているのだろう。

現行のEVバッテリーは強い衝撃には耐えられず大爆発を起こす。
衝突などらよるEVバッテリーセルの破損では5秒後に熱が800度まで急上昇、ほかのセルを熱破壊して爆発炎上するというもの。逃げる時間も救出時間もごく限られる。


 

[ 2023年1月12日 ]

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