アイコン 「共に民主党」代表「李在明」とは 拘束令状請求 罵詈雑言で超人気化


韓国検察は2月16日、野党第一党かつ国会過半数党の「共に民主党」の李在明代表に対する拘束令状を裁判所に請求した。
 
大法院の院長は文在寅前大統領が就任させた子飼いの金命洙院長(今年9月まで任期)。文氏は再び政治に関与してきており、裁判所をどう判断させるのかわからない。
もともと李在明と一線を臥す文氏、今回、黙認し、国会でも文派が棄権すれば拘束されるが、文氏が「共に民主党」を第一優先にすれば、27日に行われる国会で参加議員の過半数が反対すれば逮捕令状は失効する。
文氏がかつて強行任命したチョ・グク元法務長官の実刑判決に見られるように、文政権時の取り巻き高官たちへの検察の今後の捜査波及との関係もある。
逮捕令状が失効すれば、さらに旧文政権派の幹部たちが矢面に立たされる。ファンド巨額詐欺事件など材料はいくらでもある。

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<李在明とは>
韓国のトランプと称せられ、北朝鮮利権派の罵詈雑言スピーカー
1989年、弁護士
1994年、城南参与連帯創設
★城南市長・・・・2010年7月~2018年3月(知事選出馬で辞任)
2017年、共に民主党大統領選予備選で文在寅に敗北
★ 京畿道知事・・・2018年7月~2021年10月(大統領選出馬で辞任)
市長時代、実兄を精神病院に権力行使により強制入院させた疑惑、実兄の妻の証言や録音テープもあり、1審・2審(知事選無効となる罰金300万ウォン(150万ウォン以上で知事失効)で有罪、2020年7月大法院が(何故か)差し戻し、同年10月無罪確定。
2021年9月、共に民主党大統領選予備選で勝利し大統領選出馬へ
2022年3月、大統領選で野党の尹錫悦候補に敗北
★国会議員・・・・2022年6月(補欠選挙で当選)~
★ 2022年8月、野党になった「共に民主党」の代表に就任

<拘束礼状の問題案件>
「慰礼新都市・大庄洞開発」
「特恵」
「城南FC後援金疑惑

<容疑>
特定経済犯罪加重処罰法(背任)
特定犯罪加重処罰法(賄賂)
利害衝突防止法
腐敗防止法、
犯罪収益隠匿規制法
各違反容疑。

<大庄洞開発疑惑>
李在明が城南市長時代、2014年8月から今年1月まで大庄洞開発事業の最終決裁権者として超過利益還収条項を除外するよう決め、確定利益1,830億ウォンだけを公社側に配当。
このため、城南都市開発公社に4,895億ウォン(約510億円/0.1040円)の損害を及ぼした背任と利害衝突防止法違反罪容疑とされる。検察は公社主体の場合の全体開発利益の70%である6,725億ウォンと見ている。
また、側近を通じて城南市や公社内部の職務上の秘密を流出させ、大庄洞の民間業者が計7,886億ウォン(約820億円)の莫大な利益を上げられるようにした容疑。

検察は慰礼新都市開発事業(=大庄洞開発)と関連しては、李代表が2013年11月から2018年1月まで事業者公募前に民間業者に内部情報を流し湖畔建設を施工会社に選定されるようにした疑惑。検察はこれを通じて民間業者が211億ウォンの不当利益を得たとしている。

<城南FC後援金疑惑>
2014年10月から2016年9月まで城南FC球団オーナー(統一教会が創設、文鮮明が亡くなり、経営から離れ、李在明の城南市が買収)に、いながら、斗山建設とネイバー、チャ病院、 プルンウィレなど4社の後援金133億5千万ウォンを誘致する代価として、これら企業に建築許認可や土地用途変更などの便宜供与。

2014年10月、城南市所有の市有地を売却する見返りにネイバーに城南FCに運営資金50億ウォン要求。また、ネイバーから賄賂を受け取ったにもかかわらず、寄付を受けたように寄付団体を含め、企業が該当団体を通じて城南FCに金を支払わせた容疑。
以上、

韓国で恒例となっている前政権者の積弊清算、文在寅前政権は盟友の盧武鉉大統領を自殺に至らしめたとして私怨に駆られ、盧武鉉の親族らの不正には目を瞑る激情型の演出により、元大統領らを檻の中に入れ、取調べに自殺者も3人出し、大法院(最高裁)の前院長まで檻にぶち込むという大統領時代はあさましい文在寅氏の権力行使であった。

昨年の大統領選挙で形勢が逆転したものの、国会はまだ過半数が野党となった「共に民主党」が握っており、巨額贈収賄事件、検察は問題が問題だけに、国会をねじ伏せる形で遂行している。
ただ、韓国は左派と右派に政権も国民も分かれ、国民はクッポン=盲目的にどちらかの支持政党に追随し、犯罪を犯罪としない国民の意識は、世代が3~4世代交代しない限り変わらない。キーキーカーカーと騒がしすぎる。


 

[ 2023年2月20日 ]

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