アイコン 北、ICBM火星15号 66分間飛翔 日本EEZ内に落下 米全土射程


北朝鮮は18日夕方、朝鮮半島東の日本海へ向けICBM=大陸間弾道ミサイル「火星15号」1発を撃ち上げた。
同日18時27分45秒ころ、函館市内では日本海の上空で炎を上げて落下する物体が目撃されている。
当火星15号は18日17時22分ごろ、
平壌近郊の順安からロフテッド軌道で打ち上げられ、
最高高度は約5,768キロ、
日本のEEZ内の北海道渡島大島の西方沖約200キロの日本海に18時28分ころに落下した、
飛距離は989キロ、
飛翔時間は66分55秒。

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通常軌道で撃ち上げた場合、射程距離は1万4000キロ超、アメリカ全土が射程に入ると見られている。
ロフテッド軌道で撃ち上げ、その落下スピードはマッハ20ともされ、現行の迎撃ミサイルでは迎撃不可能。炎は弾頭が大気圏突入時に生じたものと見られている。
(日本の政治家も国民も、敵陣が移動する火星15号なり17号が東京に飛んでくることを想定していないようだ)

北朝鮮は、以前は重要な記念日の前にミサイル実験や核実験を行ってきたが、今では毎日が記念日、正恩同志は日々ミサイルを撃ち上げてマスターベーションに浸っているようだ。それも巨大化し続けている。
先日の軍創設75年パレードでは、昨年11月に撃ち上げた火星17号さえ17基を走行させ、さらに大型の固体燃料ミサイルも新たに5基登場させた。
(固体燃料の燃焼実験は昨年12月成功させている/新固定燃料弾道ミサイルは9タイヤ×2/火星17号は11タイヤ×2/ミサイルキャニスター+TELともすでに完璧に実用化している。)

北朝鮮のミサイル発射は失敗しても燃焼することから、瞬時、韓国軍や米軍で捉えられるが、最近の失敗事例は、その回数からして日本のロケット発射などの失敗事例より限りなく少なくなってきている。

日本國は小泉のメリハリをつけない聖域なき削減、小泉+ABらの米兵器購入至上主義は、日本の宇宙・兵器産業の技術力を限りなく低下させ続けている。兵器企業も多くの天下りを抱え、海外との価格競争力0の超高額の兵器ばかり造り続けてきた。
国産化が叫ばれるなか、現在でも各部隊が大量に導入する装甲車でさえ、フィンランド製を導入するなど首相も防衛相も呆れてモノが言えない。
反撃能力が劣る中東やアフリカ用の時代遅れの敵陣先制攻撃用巡航ミサイル=米製トマホークを2000億円もかけて500発あまり導入するなど、米国へ税金でも支払うかのように購入し続け、日本國の経営者たちは技術・銭失いの極みにあるようだ。

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[ 2023年2月20日 ]

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